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DCMのTOB予測、まとめレポート

PredictionGeeksで行われた予測トピック「11月末時点でDCMホールディングスが島忠に対するTOBを実施しているか?」についてのまとめレポートです。

予測結果

最終的な集合知予測:2.1%(11/31時点でTOBを行っている確率は2.1%だと予測されていた)

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実際の結果:11月31日時点でTOBを行っていた

この予測トピックは、島忠に対するTOB(株式公開買い付け)を行っていたDCMホールディングスが、ニトリもTOBに参入してきたことに対し、TOBを続けるかどうかを考えるために行われた。

DCMホールディングスは11月16日、当初16日までとしていたTOB期間を12月1日まで延長、さらに11月27日、12月11日まで延長すると発表した(参照:株式会社島忠普通株式に対する公開買付届出書の訂正届出書提出及び買付条件等の変更に関するお知らせ(PDF))。 それに伴い、11月31日時点でもTOBを実施していた。

集合知予測は予測開始当初のブレを除くと、20〜40%となっていた。しかし11月中旬頃に大きく予測値は低下し、最終的に2.1%と予測されていた。

DCMとニトリ

ホームセンター大手のDCMホールディングスは10月2日、島忠をTOB(株式公開買い付け)で完全子会社化すると発表した。取得価格は一株4200円で期間は10月5日から11月16日までとしていた。しかしこのTOBに対して、価格が安すぎるといった見解もあった。

10月29日、ニトリホールディングスが島忠に対してDCMを上回る一株5500円でTOBすると発表した。さらに11月13日、島忠はそのニトリと「子会社化」することに同意した。

これに対し、DCMは16日までとしていたTOB期間を12月1日まで延長、その後12月11まで再延長した。しかしDCMが取得価格を割安のまま変更しなかったこと、島忠側がニトリによる買収に賛同していることなどから、DCMのTOB成立は難しくなっているとの見方が多い。

予測動向

予測期間:2020/11/01 ~ 2020/11/25

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予測開始当初のブレを除くと、コミュニティ平均は50%程度で推移していた。11/13にニトリが島忠を子会社化すると報道され、予測平均は低下。最終的には26%となっていた。

11月16日にDCMはTOBを12月1日まで延長することを発表したが、その情報を取り込むことができず、予測は大きく外れてしまった。

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