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感染症に対する危機意識が、彼氏に求める第一条件になった話

前提として、共有しておきたいことが2つある。

ひとつ、私にはいま、彼氏がいない。

ふたつ、友人から勧められたという王道の理由で、1ヶ月半ほど前からマッチングアプリをしている。出会い系とは別の、結婚を見据えた系のあれだ。

周知の通り、マッチングしたお相手とチャットをしたり、気が合えば会ってみたりが主なアプリ生活だった。(マッチングアプリの有用性については別の機会に議論させてほしい。)順調に走りだした私の恋活は、3月下旬、感染の拡がりを受けて、急激にその歩みを緩めた。

チャットと通して仲良くなった相手といざ関係を進めるにも、会うことができない。いや、会う訳にはいかないのだ。

不要不急の外出を自粛、出ても三密を避け、人との距離を2m以上離す。会社から自宅待機の指示を受ける以上これは最低限守らねばならないし、私自身感染したくない。たとえアプリでいい感じの人ができたとしても、誰がウイルスを持っていてもおかしくないこの時期に、ましてや初対面の人と濃厚接触できるわけがない。

当然私は、マッチングアプリのお相手たちと、ゆるゆるとチャットだけを続けているのだが、先日そのチャット内で驚く展開があった。

相手「あのさ、そろそろ直接会わない?」

私「・・・え?この時期に外出するの危なくないですか?」

相手「でも収束待ってたらいつになるかわからないし。じゃあ、お家デートとかどう?」

私「???(何言ってんだこの人は)」

どれだけ話していて楽しかろうが、この時期に外出を要求する人は信用できない。まして、コロナを理由に初対面の人を家デートに誘う人はやばすぎる。強く思った。

残念な点は他にも。

この手の人は、なかなか説得に応じてくれない。(ロギ調べ)

会うことが距離を縮める全てと思っているのか、そんなに早く彼女が欲しいのか、まして真剣な交際は望んでいないのか…その全てかもしれないが、意地でもお誘いを先延ばしにしようとすると、「脈なし」と判断するらしい。急に返事が素っ気なくなった(笑)(そもそも信用もないので、こっちから願い下げだ!)

パートナー探しにおいて、感染症に対する危機意識の差が、趣味の一致よりも重大な判断材料となっていることは間違いない。

今回は私の経験則からの話ではあるが、実際にアプリで出会った人たちが初対面を果たしていたらと思うとちょっと恐ろしい。

少なくとも私は、チャットや電話を通じてこの時期を共に過ごしてくれる人と仲良くしていこうと思う。

このアプリ自体も、いろんな人とチャットするだけでも楽しかったりする。

またレポートとして記事にできたら幸いだ。叶うことなら良い報告も併せて。


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