🛠️FBXファイル仕様
FBX（Filmbox）は、3Dモデリングとアニメーションのソフトウェア間でデータを共有するために使用される、広く使われているプロプライエタリ（独自の）ファイル形式です。元々はKaydaraによって開発されましたが、現在ではオートデスクが所有し、開発を行っています。
FBXの仕様は非公開
FBXはディスク上でバイナリデータまたはASCIIデータとして表現され、そのSDKは両方の読み込みと書き込みをサポートしています。
どちらの形式も文書化されていませんが、ASCII形式は明確に命名された識別子を持つツリー構造の文書です。FBX バイナリファイル形式については、Blender Foundation が非公式な仕様と、実際のデータが FBX でどのようにレイアウトされるか（ASCII やバイナリ形式とは無関係）についてのより高度な非公式仕様（作業中）を発表しています。
FBXは、2006年にAutodesk社が買収したKaydara社がMotionBuilder用に開発した一般的な3Dファイルフォーマットである。現在では、多くの3Dツールで使用され、主要な3D交換フォーマットの1つとなっています。AutodeskはFBX用の「無料」SDKを公開していますが、そのライセンスとソフトウェア自体は完全にクローズドなままです。
SDKの識別子から、対応する要素をみてみる、以下は2020の対応要素、接頭辞にFbxといれて検索すればよいようだ。私がみたいのはスケルトン（リグ）
メッシュ - FbxMesh
詳細レベル（LOD）グループ - FbxLodGroup
カメラ (3D用ステレオカメラも含む) - FbxCamera
ライトとゴボ - FbxLight, FbxGobo
NURBS - FbxNurbs、FbxNurbsCurve、FbxNurbsSurface、FbxTrimNurbsSurface。
ジオメトリのテクスチャマッピング - FbxTexture
ジオメトリのマテリアル・マッピング - FbxSurfaceMaterial
制約 - FbxConstraint
ジオメトリの制御点での頂点キャッシュアニメーション - FbxDeformer
Up-Axis (X/Y/Z) とシーンのスケーリング（単位）を提供するシーン設定 - FbxGlobalSettings, FbxAxisSystem
位置、回転、スケール、親を含むトランスフォームデータ - FbxNode
マーカ - FbxMarker
ライン（Line） - FbxLine
スケルトン・セグメント（ルート、リム、リム・ノード） - FbxSkeleton
アニメーション・カーブ - FbxAnimCurve
ノード（ボーンやジオメトリ）のリストに対するレストポーズやバインドポーズ - FbxPose
このクラスのFbxSkeletonという名前は、人体の骨格構造との類似性に由来しています。実際、このタイプのオブジェクトは、グラフィック表示やIK/FK、皮膚変形計算の際に便利な特別なプロパティを持つトランスフォームノードに過ぎません。通常、シーンには FbxSkeleton ノードのアトリビュートのチェーンが含まれ、それらが一緒になってスケルトン セグメントを形成しています。たとえば、キャラクタの脚は、eRoot 属性を持つ 1 つの親ノードと、eLimb タイプの 1 つの子（femur）、この子には同じタイプの子（tibia） を使用できます。最後に、タイプ eEffector（足首）の最後のノード属性で終了します。
ポーズもきになるかな
このクラスは、ポーズの説明を含み、1つのFBXシーンでポーズ情報にアクセスするためのいくつかのメソッドを提供します。
FbxPose オブジェクトは、"Bind Pose" データまたは "Rest Pose" データを保持するように設定することができます。
FBX SDKを使用すると、任意の2Dファイル形式のテクスチャファイルをFBXファイルに埋め込むことができます。つまり、シーンを1つのファイルとして配信できます。
また、テクスチャファイルへの相対参照を埋め込んで、FBXファイルと一緒にテクスチャファイルを配信することもできます。
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