犬・猫の夏に気をつけたい病気・トラブル6選!予防と対策

先日書いた記事ではどのように予防すればよいのか、良い対策法などを文字数の関係で書けなかったので、2回に分けました。
今回は「犬・猫の夏に気をつけたい病気・トラブル6選!予防と対策」について書きました。

【夏に気をつけたい病気・トラブル】おさらい
①熱中症
②下痢
③夏バテ
④クーラー病
⑤皮膚病
⑥外耳炎
では、一つずつ予防と対策を見ていきましょう!

【熱中症の予防と対策】
通常体温は38度台ですが、40度を超えていたら注意が必要です。
犬猫の体温は直腸で検温するので簡単にはできませんが、パンティングしばらくしていたら体調、室温、湿度を気にしてあげましょう。
ぐったりしている、食欲がないなどがあれば熱中症の可能性があるので以下の対策をしましょう。猫はパンティングしていたら熱中症(高体温)になっている可能性があります。

◆涼しい場所に移動させる
◆身体を水で濡らして冷やす
◆濡らしたタオルで部分的(首、脇、内股)に冷やす。
◆意識があれば、少量ずつ水を飲ませる
◆食事はウェットフードを与える(水分が多く食べやすい)

ちなみに呼びかけに反応がなかったり、痙攣、呼吸困難が起こっている場合、重度の熱中症になっている可能性があるので、直ちに病院へ連れていきましょう。

【下痢の予防と対策】
こちらは前回の記事内にも対策は書いたのですが、他にも熱中症が重篤化することで下痢をする可能性もあるので熱中症の予防することで、下痢を防ぐことは可能です。

【夏バテの予防と対策】
熱中症の一歩手前の状態ではありますが、予防法は別にあって、例えばごはんの食いつきが悪い場合は1日3~4回に分けて与えることで胃腸への負担を減らすことができます。
また、ドライフードだけ与えている場合は、缶詰や肉の湯で汁を混ぜることで食欲が出る場合があります。
手作りフードを与えている場合は夏野菜のトマトやキュウリを少量混ぜることで身体を冷やすことができます。
※たくさん与えるとおなかの冷えに繋がり下痢をしてしまう可能性があるので注意してください。

【クーラー病の予防と対策】
身体が冷えやすい子もいるので、冷房が直接当たらないようにする。
寒がる子は毛布を用意したり、寝床の下にペット用ヒーターを設置するのも良いです。
犬の場合は洋服を着せるのもおすすめです。
エアコンの温度管理は大切ですので、ヒト優先ではなく、犬猫優先で温度湿度管理をしましょう。

【皮膚炎の予防と対策】
梅雨から夏にかけては湿度が高くカビが増えやすく、湿気によりダニも増えます。
ダニやカビはかゆみや赤みの原因になることが多いのでいつも以上にこまめに部屋の掃除をしましょう。
また、毎日のブラッシングや月1回のシャンプー、トリミングも大切です。
シーズーやフレブル、柴などが皮膚炎を起こしやすいです。
※家でシャンプーされる方は、シャンプー残し、ブローの確認はしっかりしましょう。

【外耳炎の予防と対策】
清潔を保つことが大切です。
どういうことかというと、外耳炎の理由は様々あり、すべては書けませんが、夏の場合の原因は湿気です。
ですので毎月シャンプーしたり、可能であれば家でも週1くらいで軽く耳掃除をすることでも外耳炎の予防ができます。
たれ耳の子は特に外耳炎になりやくす、夏は耳ダニやマラセチアを引き起こす可能性もあるので注意が必要です。

【まとめ】
涼しい部屋、食事・水分の摂り方、冷え対策、部屋のこまめな掃除、ブラッシング、シャンプー、耳掃除などを気をつけることで、防げるものは多い。
犬猫はもともと38度以上と体温が高いので、ヒトが涼しいと感じる風では涼しさを感じない。
補足として、扇風機の風だけでは犬猫は体温を下げることはできない。

【耳掃除についての補足】
耳の汚れがひどいときは、ノルバサンオチックという耳洗浄液を使用するとさらに清潔に保つことができるのでおすすめです。
耳をひどくかゆがったり、黒い汚れがある場合は病院でも原因となっているものに対して有効な点耳薬が処方されたりするので相談されてください。
また、サロンでシャンプーする際にもトリマーさんにお伝えすることで、ノルバサンオチックなどの薬用洗浄液で耳洗浄してくれるところもあります。
※軽度な場合は1週間ほどでよくなるそうですが、炎症が強い場合は痛みが伴うので耳の洗浄は控えましょう。

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このアカウントは元トリマーで登録販売者資格者でヒト向けに医薬品、サプリメント、化粧品を販売しているロコミナの開発者がヒト・ペット(犬・猫)の健康について発信しています。

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