耳の汚れ具合によって健康状態が分かる!?

皆さんの愛犬・愛猫の耳がとても汚れていたなんてことはありませんか?
ココナは右耳だけがいつも汚れています。
今のところは問題無いとのことですが、少し様子見という感じです。
今回は「耳の汚れ具合によって健康状態が変わる!?」について書きました。

はじめにお伝えしておきますが、健康状態に問題無ければ(獣医師からの指示が無ければ)耳掃除は毎日やる必要はありません。
本来耳には奥で出来た耳垢を手前から外に出す「自浄作用」が備わっています。
もし少し汚れが気になるかな?と感じたら外耳を優しくコットンで拭うだけでOKです。

耳垢の種類は以下になります。

・少しの耳垢
・膿のようなドロッとした黄色い耳垢
・茶色い耳垢
・真っ黒な耳垢

ではひとつずつ見ていきましょう!

【少しの耳垢】
少しだけの汚れであれば定期的のトリミング時に耳掃除をしてもらえば自分で耳掃除をする必要はありません。
逆に家でも毎日やることで炎症を起こす可能性もあるので、耳掃除の頻度、チカラ加減に注意しましょう。

【膿のようなドロッとした黄色い耳垢】
このような耳垢が出ている場合は耳道内で細菌感染を起こしている可能性があります。

【茶色い耳垢】
茶色い耳垢で量が多く、耳道内が赤い場合マラセチア(皮脂などを好む真菌というカビの一種のこと)が増えていることがあります。

【黒っぽい耳垢】
黒っぽくてドロッとした耳垢が出ている場合、耳ダニが寄生している場合があります。

基本的に犬も猫も耳道はL字になっており、その奥に鼓膜があるので自分で耳掃除をしても鼓膜を傷つける心配はありません。
ただし先ほどもお伝えしたように、病院からの指示が無ければ基本、自分でやる必要はありません。
このように耳垢には特徴があり耳の健康状態が分かります。
耳の汚れだけでなく耳が赤い、かゆがるそぶりを見せるなど何かしらのサインを出していたらまずは動物病院で診てもらいましょう!

ちなみに「ノルバサンオチック」という耳洗浄液があるのですが、耳が汚れていて家でシャンプーされている方にはおすすめです。
使い方は耳道にオチックをゆっくり流し込み、耳の前を優しくマッサージする。
その後コットンで耳道に入れた洗浄液を優しく拭きとる。
シャンプー中であればブルブルをさせて耳の中の汚れを出させてもOK。
(その場合ブロー後に必ず耳掃除をする)
家でやるのが不安な場合はトリミングサロンに持ち込めばやってもらえると思います。
もしくはサロンによっては常備してあるので持参しなくてもやってもらえると思います。
猫は犬以上に嫌がるので、病院かサロンでやってもらうのが良いかと思います。

【耳が汚れやすい犬種】
コッカー、シーズー、プードル、ダックス、ビーグル

基本たれ耳の子の方が汚れやすいです。
その理由はたれ耳は耳に湿気をこもりやすいことが原因になりやすいからです。

【まとめ】
犬猫は耳の汚れ具合によって耳の健康状態が分かる。
いつもと違う多めの汚れ、特徴的な汚れ、耳をかゆがるなど普段と様子が違うなどあればかかりつけの動物病院で診てもらう。
ノルバサンオチックという洗浄液での耳の洗浄がおすすめ。
たれ耳は特に耳が湿気でこもりやすく汚れやすい。

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このアカウントは元トリマーで登録販売者資格者でヒト向けに医薬品、サプリメント、化粧品を販売しているロコミナの開発者が「ヒト(飼い主)の健康がペット(愛犬・愛猫)の健康に繋がる」をテーマに発信しています。
※たまにインスタでプライベートも投稿します😌
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