ろくがつようか

北海道に来て初めてYOSAKOIソーランを見てきた。
どのチームも酒肴違う趣向を凝らして楽しかったけど、超個人的イチオシはJR九州!
勿論自分が九州出身というのもあるし鉄だというのもあって若干ひいき目だが。
それをすっぱり差し引いて、カッコよかった。

YOSAKOIソーランは、基本は鳴子を打ち、ソーラン節を入れ、そのうえでオリジナリティを出す。
ただ、見ていたところ、鳴子使ってないよね?(持ってるだけ?)ソーラン節はどこ?なチームが多かったようにも思う。

まあ、YOSAKOIソーラン自体結構な賛否がある。
これも民俗芸能の発展形だというのであれば、もっと地元の民俗芸能を大切にして、それをうまく発展させてほしいとかね。
やっぱりある程度ジブンをワタシタチを多くの方々に見てもらいたいっていう顕示欲があるのかね。
それがYOSAKOIソーランである必要があるのかなとかも思ったりする。

参加チームの皆さんはとっても楽しそうで生き生きしていたので、これはこれで十分いいことは思う。
始まりがどこかを調べてないのでなんとも言えないけど、いやもうみんなで楽しく踊る祭り、でよくね?とか。
YOSAKOIとソーラン取っ払っても、みんな踊ってくれるんじゃないかな。

他の地域の民俗芸能とか風習とか祭りとか持ってくる祭りもあちこちで存在する(北海道はそういう土地でもある)。
YOSAKOIソーランはちゃんとYOSAKOIをお借りしてきましたよ、というのが当初はあったのではないかと思う。今は知らんけど。
他の地域のまつりを持ってきたものは、その源流のまつりをきちんと知るとともに、「そこからアイデアをお借りした」ということを認識し、決して持ってきた地で育てた伝統ではないことを重々承知したうえで実施していただきたいと思うのであるよ。
そして結果的にその地に根付いたものであれば、源流をもとに新たな伝統が生まれ、それを育てていったんですよ、という意識を持ってほしいなと思うのでありますよ。

本日の酒は千歳鶴本醸造。

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