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本関係

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2023年10月の記事一覧

『妖し』アンソロジー 読んだ

いや〜 よかった

ホラーアンソロ。
複数の小説家によるテーマ短編集ですね
妖し、という名の通り〈怪異〉がテーマ。
ホラーアンソロって十中八九恩田陸いない?
気のせい?

いや〜〜〜良かったね 個性があってさ
普通に短編で読みやすいし色んなジャンルの話があって飽きないのでめちゃくちゃオススメ
色んな人に読んで欲しい
全部めっちゃ面白かった

以下自分用感想

曇天の空 恩田陸

山から熱風の吹く日

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『黄昏の百合の骨』恩田陸 読んだ

寝ながら本読んだら目がいたくなりました!!

恩田陸 理瀬シリーズ。
短編集にして物語の予感を描く
『三月は深き紅の淵を』
湿地の中に浮かぶ、檻のような学園時代を描く『麦の海に沈む果実』
大人の男女が旅をする中で謎を語り見つめる
『黒と茶の幻想』
に続く4作目。

いや〜べらぼうに読みやすかったな
後半ネタバレあり

あらすじ
強烈な百合の匂いに包まれた洋館で祖母が転落死した。奇妙な遺言に導かれて

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恩田陸『歩道橋シネマ』読んだ

恩田陸の短編集はマジ、ガチ

ついでにホラーアンソロ『妖し』の恩田陸も
読んだのでそれも感想書いとこう
妖しは他の話も良かったから全部読んだら
また別で書くかも

先に妖し寄稿『曇天の店』から

真夏、裏口を開けてはいけない地域。
フェーン現象による山からの熱風とともに
〈カワケ〉が入ってくるという地域信仰。

終始嫌な感じでよかった
人のや〜なところと
本当にあるかも、という意味わかんない
妖怪

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