ゴルフショップ店員が思う、ユーティリティのシャフト軽すぎ(重すぎ)問題

店員をやっていて、ユーティリティの選択に相談を受けることは多々あります。いつもシャフトの重量について悩みます。スチールは重すぎるし、敬遠されがち。かといって標準シャフトは軽いものが多いし、比較的重量のある標準シャフト付きはやさしいタイプが無い。
かといって、「アイアンでは距離が出ないので、ユーティリティを入れたい、買い替えたい」と思っているのは初級・中級者からの相談がほとんど。

そこで、よくある例はドライバーのシャフト重量が50g台であった場合で、アイアンが軽量スチール(90g~100g台)あたりを使っているケースが多く、4番(22度前後)を入れたがる場合が多い。しかし、4番で標準シャフトのものは50g台~60g台が多く、軽すぎて進めにくい。3番ならとも思うが、3番だと19度とかになるので、途端に難易度が上がる。当たらないし、球が浮かない。(できれば5番や6番にしてほしいぐらい。ミート率があがって結果的に平均飛距離が伸びるので。)

で、悩む。ドライバーが50gなのに、ユーティリティのシャフトも50g台って・・・ヘッド重量は重くなってるから、総重量が軽くなることはないけど、この先絶対に気になるときがやってくる。なのでお勧めにくい。
軽いシャフトだと方向性出しにくくなってくるかもだし、距離がでるユーティリティなのでOBになりやすい。

ということで、オススメとしては、ある程度振れる人(7番で150ヤード以上のキャリーが打てる)なら、4番ユーティリティぐらいまでなら、スチールでもいいと思う。(アイアンのシャフトと同じものか軽いもスチール)そうでないなら、PINGのユーティリティが抜群だと思う。重いカーボンシャフトが標準で選べる。中古価格は他メーカーの中古と比べると若干高いが、人気なので仕方ないし、長く使えるとおもうので、がんばって探してほしい。

表の右側のシャフトが入っているものね、Rはなかなないと思うけど、Sなら探せばあると思います。直進性も高いのでいいと思います。パワーに自信の無い人はR一択ですけど、中古はあまりないので新品になりますね。オーダーになると思いますけど、リシャフトするよりは安いでしょう。
無理して3番ユーティリティとか長いの買っちゃだめですよ!
もっとうまくなってから!

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