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まあいいか、という考え方について。

完璧主義な人は多分、まあいいか、とはならないから、いろんなことやものの完成度も高くて尊敬できる。
けど、他人にも厳しい。
他人に求めるハードルが本人と同じなので、なんか大変そう。
他人のコントロールは完璧主義者にもできないし。

わたしはまあいいか人間で、片付けは毎日するものではなくスイッチがはいったら〜とか、しなければならなくなったらするものだし、まあ他人の欠点に傷つけられたとしても、それすらまあいいか、とそのうち忘れたりゆるしたりで適当に生きてきた。

好きなものへのこだわりは普通にあるし、何かを他人に期待してしまったとしても、そのうち、まあいいか、と思う方なので楽だけどそんなに成果はでないし、完璧に向かって頑張れる夫のおかげで、生活できている。

それでも完璧主義的な時期を過ごしたこともあった。

敬語やマナーをしっかり身につけてて、仕事をバリバリこなして、自分の思い込みの正しさで人を傷つけたこともあった。

そんなふうにいろんな日々を過ごしてきて、いまはまたまあいいか期。

きっとうまくいく、の精神で。

仕事の誠実さと作品の完成度だけは、完璧を求めて、そこは過去のバリバリだった自分を忘れずに、厳しかった上司のことを思い出し、お客さんの気持ちを汲み取る努力を怠らず、なるべくギラギラの精神でこなす。

プライベートや子育てや夫婦のこと、友達とのこと、などはもう、まあいいか、で行くのが今のいい塩梅。

そんなにいろんな経験をしてきている方ではないが、この、上司に毎日完璧を求められて、それに応えるために泣きながら必死で頑張った日々があるからこそ、今気を抜きながら生きてられる、と思うし、気を張る部分とも使い分けもできるし、完璧を求めて悩む人のこともわかるので、企業の使い捨てのコマではあったけど、頑張って続けてほんとうによかったなと誇らしく思える。


まあいいか、と、完璧主義を、どっちもわかる、自由に行き来して使い分けられる、のがいいのかもね。
なんか自分のことほめるみたいな締めになっちゃったけど。
まあいいか。
完璧主義は悪くない。


そして最近、そんなふうに思えるのはまだ若いからで、歳をとるといろんなことが精神的にも体力的にもきつくなる、また違う世界だぞ、覚えておけ、というメッセージをみて、震えている。笑
更年期も怖いな。笑

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