ちょっとした葛藤

はい、今日も書きます。他愛もないことを。

あまり詳しくは書けないのですが、お仕事の関係で所謂ディスプレイ周りの材料を取り扱ったりしています。

とは言っても、タブレットやスマフォとかの商品そのものではなく、もっと原料に近い方です。

今はそこまで躍起になっていないような気もするのですが、数年前までは『ディスプレイを如何に薄くするか』みたいな流行が、特にスマフォではあったように思います。

世間が本当に求めているのかどうかは置いておいて、実際に自分たちのお客さんからは『とにかく薄くしたいんだ』という要望は結構あったように思います。

薄くする、ということは(当然ですが)一つは軽量化の意味合いがあるでしょう。

あとはスマフォの場合には、中に使用されている特殊フィルムが薄くなったりすると、例えば内臓の電池の容量(厚み)が増やせるので、バッテリーの持ちを良くしたりできるメリットもありそうです。

ですが、薄くするメリットを取ると他のデメリットが生まれてくるわけですね。かなり内容を端折って書いてますが、まあ例えば薄くなると割れやすくなったりとか。

そこを上手く解決するのが技術者としての力の見せどころで、まあ色々と試行錯誤をするわけです。それこそ半年とか1年とか、場合によってはそれ以上の年月をかけて。

そしてようやく出来上がり『薄くはなるけど他の部分のデメリットは抑えられますよ!』というプレゼンをお客さんにして、実際にお客さんでも効果がみられたら『採用しましょう!』となります。

ここまでは技術者として『薄くしてやったぜ!』という自負はあったりするんですが、じゃあ実際に手元にあるスマフォの使い方ってどうなんだろう?と。

僕は普通にスマフォケースも使いますし、表面保護フィルムも結構厚めのものを使用しています。

その厚さは、自分たちが結構努力して減らした厚みより遥かに厚いものです。

100の厚みのものを一生懸命努力して-10して90にしたものの、保護フィルムとか合わせて+20になってトータルとしては110になっちゃうじゃん!、、みたいな。

ただ、これは単に厚みに焦点を絞った時の見方であって、前述のようにディスプレイ内部のフィルム厚みを減らすことで電池容量が増えたりしてるんですよね。

まあだから一概に厚みだけで語るのも違うよなーと個人的には思っているのですが、「せっかく薄くしたのに自らの手で厚くするなんて!』みたいな考えでケースも保護フィルムも貼らない人が、そういえば最近いたんだよなーと思って、なんか書いちゃいました。

見直しも推敲もせずにダーッと書いてしまったので、上手く伝わる文章になっているか不明ですが、、笑

まあでも確かに技術者として薄くしたのに、使用者としては厚くしちゃってるわねーっていう思いもあったりして。葛藤じゃないけどジレンマみたいな気持ちって何にでもありますよねって話でした。

(マジで最後は何言いたいか全然わからなくなってきたので、無理やり締めました)

さてお風呂入って寝ます。
また明日。

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