ワイヤレスイヤホンのハイレゾ化#2

先日、Bluetoothイヤホンのドライバ(スピーカー)を大口径(15.4mm)のハイインピーダンス仕様(300オーム)のものに交換しました。音質はとっても良いのですが、ハウジング(筐体、ケース)が大きすぎて、装着が上手くいきませんでした。装着が良いハウジングに取り替えましたので、Bluetoothの送受信機にイヤホンを繋ぎます。
 
なお、最近、アンプの修理とか、ワイヤレスイヤホンの改造なんぞをアップしています。かようなことを書いていると、「iPhone用のツイン・イヤホンがありますよー」とか、「アンプはこれが最高です」などと、ご親切にご紹介をして下さる方がいらっしゃいます。読んで頂いておりますし、ご助言はとっても有り難いことです。でも、実を申しますととくにギターアンプを使う予定もありませんし、ワイヤレスイヤホンも全く欲しくありません。正直申して、出来上がった物には全く興味がありません。ただ自分が面白いから作っているだけなのですよ。ここのところ、どうもすみませーん。
 
【写真1】ハイレゾ仕様のイヤホンドライバを付けたハウジングと、Bluetoothの本体です。【写真2】まずはイヤホンの取り付け箇所のゴムブッシュの中を綺麗に取り除きます。【写真3】一番最後に取り付けるのですが、あとで付け忘れることがないように、ゴムブッシュを新しいイヤホンのコードに通しておきます。【写真4】できあがりのシミュレーションで位置関係を確認します。【写真5】イヤホンケーブルの先をカッターで割いて、中のケーブルを取り出し、丁寧にねじります。【写真6】ハンダコテの先に小豆粒大のハンダの湯玉を作ります。その中にイヤホンケーブルの先をつっこっみます。これで、エナメル線の被服を溶かして、それと同時に、ケーブル先端部分にハンダメッキをします。【写真7】ハンダメッキの先端部分を0.5mmほど残して、先端を切り落とします。
 
【写真8】Bluetoothの基板の端子にまずは右側のイヤホンケーブルの先端をハンダ付けします。ただし、基板上の端子の接点は0.1mmサイズなので、周囲に余分なハンダが付かないように、ピンポイントで一瞬でハンダ付けします。【写真8】左右両方のイヤホンケーブルを基板にハンダ付けしました。ゴムブッシュからケーブルが引っ張られないように、ゴムブッシュの基板側を樹脂で固めます。装着すると写真のようになります。【写真9】usbからの充電ケーブルのカバーを取り付けます。【写真10】できあがりです。使ってみると装着感は良好ですし、音質も非常に良い。ただし、色が赤と黒になってしまい、微妙に怪しい。Bluetooth本体側を、あとで赤のメタリックに塗装しようと思います。

【追記】出来上がった後で、左右を逆に取り付けたことに気付きました。どうするべー。結論は、気にせずに使います。

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