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目指すべき星へ(MISSION変更の軌跡)

こんにちは!Rockets CPOのteruです。

前回のnote「月一戦略会議「Rockets Way」の中で、「MISSIONを変更します!」とお伝えしておりましたが、ちょうど年度の変わり目ということもあり、本日正式に変更いたしました。
(合わせてnoteのキービジュアルも変更しました)

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1. 新MISSION発表

MISSIONは、
「新たな営業戦略を生み出すプラットフォームを創る」
です。

今回のnoteは、新しいMISSIONがどのように生まれたのかだけではなく、
過去のMISSIONについてもどのような考えで生まれ、なぜ変更したかをお伝えしようと思います。

2. MISSIONの系譜

Rocketsでは、今回を含めて2回MISSIONを変更しています。

初代:常識を穿く(つらぬく)
期間:2019/07〜2019/12

二代目:営業に関わる人が、自由にポテンシャルを発揮できる世の中に変える。
期間:2019/12〜2020/03

2019/07以前はMISSIONはありませんでした。そこに力をかけるよりは事業を成長させることに注力していたためです。
ではなぜこのタイミングでMISSIONを作れたかというと、私がRocketsを手伝うようになり、検討する余裕が少しできたからでした。
(MISSIONだけでなく、コーポレートサイトを一気にリニューアルしています)

「常識を穿く(つらぬく)」とは?

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このタイミングではまだ私は正式にRocketsにJOINしておらず、Rockets起業の経緯など細かい話を聞いてはいなかったため、dice-k,keigoの人柄、目指している方向性をベースに文章化することにしました。

さらに、企業務めしかしていない私としては、会社のMISSIONなど考えたこともなかったので、多数ある素晴らしいスタートアップのMISSIONを参考に、Rocketsの方向性を重ね合わせた結果、
「Rocketsは営業の課題解決を行いながら、フォームアプローチという今までなかった考えで常識を打ち破っている。」
という結論にいたりました。

次に「常識を打ち破る」をもう少し尖った言い方(makibisiのロゴが尖っているので)ができないかと考えた結果、たどり着いたのが
「常識を穿く」
でした。

「営業に関わる人が、自由にポテンシャルを発揮できる世の中に変える。」とは?

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11月にjayが、12月に私がJOINしたこともあり、会社の方向性を含めて見直そうということで、12月に実施したcamp内で改めてMISSIONについてもテコ入れをすることになりました。

まずは、Rocketsのブランディングを決めようということで、jayが
「ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと」

をベースに作ってくれた資料から、

・ターゲットオーディエンス(このサービスはどういう人が利用するのか)
・プロダクトベネフィット(なぜこのサービスを選ぶのか)
・ブランド属性とブランド価値(このブランドは消費者や社会にどんな価値を提供できるのか)

を話し合いました。

ターゲットオーディエンス

・自社を何とかしたいと考えている人
・本気で成功したい人
・今のターゲティングに満足してない人
・何に満足できてないか分かってない人(答えを持ってない人)

つまり→新規で顧客を獲得したい人たち

新規で顧客を獲得したい人たちを掘り下げてみると・・・

・本気で成功したい人(CPA、KGI)

→その人たちを応援する(彼らが社内でも評価される)、支持してもらう

プロダクトベネフィット

・成果が出る
・かっこいい
・ちゃんとやってる感
・寄り添ってくれる
・安心感

ブランド属性とブランド価値

-機能的属性
 ・成功パターンを伝えることができる
 →成果が出る、アポが取れる、売上が上がる
-感情的属性
 高揚する、エキサイティング、 いないと困る、ちゃんとやってくれてる
-ブランド価値
 ・いないと困る。最高のセールス。
 →成功したいなら、Rockets。

結果、私たちとしては皆さまを「成功させる」のではなく、皆さまのポテンシャルを信じて成功のお手伝いをする立場だという結論に達しました。

これらの内容を元にMISSIONを決めていくわけですが、他社はどのようなMISSIONなのか、みんなで眺めます。
(「企業 MISSION」などでググっていただくとたくさん出てきます)

見ている中で、アップルのブランド戦略である「異端な人たちが、自由に創造性を発揮できる世の中に変える。」が目に止まり、
私たちの結論と掛け合わせることで、
「営業に関わる人が、自由にポテンシャルを発揮できる世の中に変える。」が生まれました。
「営業に関わる人たち」としなかったのは、私たちが一人ひとりにしっかり寄り添うというメッセージです。

ちなみに次点が
「Won't Sales Without Rockets」
です。
dice-kがMaroon 5が好きで彼らの曲「Won't Go Home Without You」からインスピレーションを得て生まれましたが、前者に落ち着きました。

ブランディング〜MISSION確定まで3時間かかりましたが、ここまで短時間で決めることができたのは、jayがフレームワークを持ってきてくれたことで、ロジカルに整理することができたおかげです。

「新たな営業戦略を生み出すプラットフォームを創る」とは?

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お待たせしました。やっと新しいMISSIONについて語るところまで来ました。

前回もお伝えしたとおり、
「営業に関わる人が、自由にポテンシャルを発揮できる世の中に変える。」
では、どこの企業が掲げたとしても当てはまってしまい、Rocketsとしての独自性がない。ということで、更にRocketsらしいMISSIONを求めて旅に出ます。

今回は

・会社創業の背景
・解消したい世の中の負
・なぜそれを解消したいと思ったのか?
・解消したその先にどんな未来が待っているのか?

をベースにキーワードを探していきました。

以下、議事録のダイジェストです。

jay:前回から3ヶ月経過して、現時点でのRocketsの目指す方向性ってなんですか?
dice-k:「営業をテンプレート化」していきたいと思ってる。
jay:テンプレート化したあと、クライアントはどうなってるんですか?
dice-k:戦略にフォーカスできる。つまり本質にフォーカスできるようになる。

jay:最近はプレリードという概念を推しているので「プレリードを制覇する」は?
dice-k:うーん、もう少し大きく・・・でも大きくしすぎてもぶれてしまってふわっとしちゃうな・・・。

jay:note説明文の「成功が集まる場所」は?「戦略が集まる場所を作る」とか。

dice-k:今の営業はカオスで煩雑化しているからわかりやすくしていきたいのよね。
jay:煩雑化しているのは、属人化しているからですか?
dice-k:いや、思考が戦略になっていないからだと思う。その先に事業の成功があるけれど、そこにいきつけていない気がする。ぼくらは今まさに戦略も含めてクライアントと一緒に検討してから、そこをクライアントがやれるようになるといいと思ってる。

dice-k:ぼくらが今後目指していく「プラットホーム」は「売る側」「買う側」ともにハッピーになるよね。いいサービスがちゃんと成功する未来。
jay:戦略考える人にmakibisiを使って欲しいですね!

「新たな戦略を作るプラットホームを創る」
「新たな戦略を作る場所を創る」
・・・
「新たな営業戦略を生み出すプラットフォームを創る」

以上が決定の経緯です。

私たちは、今現在クライアントと戦略の部分からご一緒させていただいていることが多いですが、この先はクライアント自ら戦略を検討できるプラットフォームを提供したいと考えており、そこを明確に言語化することができました。

今回は2時間程度で決めることができましたが、前回のcampから3ヶ月経つ中でRocketsの方向性がどんどん定まり、メンバー全員が具体化できていたので、短い時間で決めることができたのだと思っています。

3. まとめ

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

決定までの時間を記載していますが、それが長いのか短いのかはわかっていません。正解があるものだとも思っていませんし、もっとじっくり時間を取って決めるべきという考え方もあるかと思いますが、そこは最速を目指すRocketsということで、ご理解ください。

Rocketsとしての考え方を知っていただくことはもちろんのこと、この記事が皆さまの方向性を決める指針の1つになっていただければ幸いです。