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海乃真珠の映画・ドラマnote(25)

今回は「10クローバーフィールド・レーン」という映画を見ました。本当にJ・J・エイブラムス?って感じで驚きも何もなかった……。つまらなくはないんですが。

交通事故の後、1人の女が生存者のいるシェルターで目覚める。男は、あるとてつもない破壊的な攻撃から女を救ったという。しかし男に疑問を抱き始めた女は真実を見極めるべく、外の世界へ踏み出そうとする。J・J・エイブラムスが放つ心臓が飛び出るほどの新たなスリラー。(Amazon Primeあらすじ)

クローバーフィールドと言えば、手持ちカメラで巨大な生物から逃げ回る様子を描いた作品でしたが、今作ではその要素はありません。

ほぼ密室状態のシェルターの中でお話は進みます。妄想?幼女誘拐犯?という感じで、怪しすぎるシェルターの持ち主のおじさん。偶然彼に助けられた主人公の女性と若い男。おじさんによれば、外は人間が生きられない世界だというのですが、なぜか助けたを2人を監禁同様の扱い。

もう少しちゃんと説明すればいいのに、と思いますが、そこは映画。2人はおじさんへの不信感をどんどん募らせて何度も脱出を試みます。そして失敗しては、おじさんの怖い仕打ちに合います。本当に最後の最後で、主人公が外に出た時、驚愕の事実が判明する、という流れなのですが、まああんまり(ちっとも)驚かなかったです。映像的にもせめてもっと驚かせて欲しかった。

お話としてはちゃんと作られているのですが、ありふれた設定、展開で、既視感しかなかったです。制作コストを押さえたかった?

なんとも惜しい映画でした。キービジュアルが盛大にネタバレしてるのも(笑)。


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