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雑誌Rocketのデジタル版(無料)です。編集長によるインタビュー記事、編集部の編集日記、制作裏話などを毎週更新していきます。WEBオリジナルコンテンツ(小説・エッセイ)も随時更…
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2020年9月の記事一覧

海乃真珠の映画・ドラマnote(27)

「5th wave」という映画を見ました。全く予備知識なし。なんとなくタイトルが気になって見てみたら、バッチリ(?)宇宙人の侵略話でした。冒頭からUFOが上空に現れ、不安な気持ちを味わせてくれます。そして、ウイルスや津波など(それがwave)を次々と起こして、人類を滅亡へと追いやっていきます。 Amazon Prime 解説 ある日、地球から400km上空を巨大な飛行物体が周回し始めた。人類はこの知的生命体を<アザーズ>と呼んだ。ニュースでこの衝撃的事実を知った女子高生のキ

海乃真珠の映画・ドラマnote(26)

深夜にHDDレコーダーが録画していた「S.W.A.T.」とという映画を見ました。毎日数本は録画されているのですが、この映画を消さずに見たのはサミュエル・L・ジャクソンが出ているからでした。 あの方の出演作の多さ、バラエティの豊かさには感動します。数々のヒット作に出演する一方、ちょっとニッチでマニアックな作品にも出演され、その作品がまた私にはぴったりマッチするので、大好きな役者さんなのです。 さて、この「S.W.A.T.」は1970年代に製作されたテレビドラマシリーズ『特別

海乃真珠の映画・ドラマnote(25)

今回は「10クローバーフィールド・レーン」という映画を見ました。本当にJ・J・エイブラムス?って感じで驚きも何もなかった……。つまらなくはないんですが。 交通事故の後、1人の女が生存者のいるシェルターで目覚める。男は、あるとてつもない破壊的な攻撃から女を救ったという。しかし男に疑問を抱き始めた女は真実を見極めるべく、外の世界へ踏み出そうとする。J・J・エイブラムスが放つ心臓が飛び出るほどの新たなスリラー。(Amazon Primeあらすじ) クローバーフィールドと言えば、

海乃真珠の映画・ドラマnote(24)

久々に青春映画の傑作に遭遇できましたよ。その名も「ゾンビーワールドへようこそ」。もうタイトルからはB級感しかなく、タイトルのひねりのなさからも期待は薄めでした。だがしかし。 悪者、化物、宇宙人、ゾンビなどと闘う少年たちっていうのはそれこそ「トム・ソーヤの冒険」「スタンド・バイミー」とかいろいろありますが、映画としては「グーニーズ」「SUPER 8」とかと同じくらい好きなテイストでした。 スカウトに所属する3人組とタフなバーのウェートレスが、ゾンビに侵食されたのどかな町で人

海乃真珠の映画・ドラマnote(23)

夜更にこんばんは。脚本仕事が立て込み(ありがたいことに)、久々の投稿になりますが、皆様お元気ですか。私はティム・オブライエンという作家が大好きで、特に「本当の戦争の話をしよう」「世界のすべての七月」という作品をこよなく愛しています。そこには戦争の話は戦地からの帰国後も続いているということ、それでも生きていく人間の悲哀などが描かれ、戦争を知らない私でも涙なしでは読めず、幾度も読み返してしまう作品です。そして、今夜見てしまったのは。 マン・ダウン 戦士の約束 米軍の海兵隊員ガ