マガジンのカバー画像

#Rocket_mag

147
雑誌Rocketのデジタル版(無料)です。編集長によるインタビュー記事、編集部の編集日記、制作裏話などを毎週更新していきます。WEBオリジナルコンテンツ(小説・エッセイ)も随時更…
運営しているクリエイター

2018年11月の記事一覧

op.3 2001年宇宙の旅

2018年11月27日、渋谷WWWのステージに立たせていただきました。 この日の演目は「2001年宇宙の旅」15 分の映像とライブを完全にシンクロさせたいという目論見のもと、リハーサルの時間もほとんどない中、見事に2人がやりきってくれました。 【台本】 萌花「もう2018 年も終わるけど、モノリスなんて⾒つからないね」 実⽣「実際はさ、⼈類は進化どころか、退化してる気がするよ」 萌花「⺠間企業が⽉に⾏く時代だよ。探しに⾏きたいね。地球に引きこもっているのにも飽きてき

op.2 かいじゅうたちのいるところ

第2回目となるライブの演目は「かいじゅうたちのいるところ」。ニューヨークの作家、モーリス・センダックの絵本がテーマでした。全世界で2000万部売れた絵本ですが、どちらかというと映画の方が有名かもしれません。 出演時間はまだ短いため、できることは限られてしまうのですが、メンバーがケモミミをつけてくれたり、ステージにかいじゅう人形をもって出てくれたり、自主的に世界観作りに協力してくれているのが嬉しいです。 かいじゅう=アイドル、お客様=迷い込んだ子どもたちという設定で、歌の並

音作り

編集者として20年仕事してきましたが、音作りに本格的に関わるとはおもっていませんでした。大学時代の自分に教えてあげたい。 とはいえ、前職でも劇場映画の制作でたいへんな、そして有意義な体験をさせてもらいました。 それは、公開日も決まっていて、この日に納品しないとダメ、という締め切りの二週間前くらい。 日本トップクラスのスタジオでも監督が納得いく音にならず、監督と制作Pと3人で渡米することになったのです。 カリフォルニアのハリウッド現地のスタジオでは一発でOK。自分でもは

作詞

10月28日、本とうたた寝。がライブデビューしました。その日はサンリオピューロランドの全体の進行(雑用全般)を務めていたため、2つの緊張でここ2日間くらいグッタリしていましたが、ようやく頭がスッキリしてきたので少し振り返ってみようかと思います。 ちゃんと本が好きなメンバーを集めたい!ということで、オーディションの結果、かなり濃いメンツしか残らなかったのですが、まず最初に驚かされたのが、作詞の仕事でした。 ライブで歌われたfable、そしてdaydreamは、それぞれ柚木萌