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作詞

10月28日、本とうたた寝。がライブデビューしました。その日はサンリオピューロランドの全体の進行(雑用全般)を務めていたため、2つの緊張でここ2日間くらいグッタリしていましたが、ようやく頭がスッキリしてきたので少し振り返ってみようかと思います。

ちゃんと本が好きなメンバーを集めたい!ということで、オーディションの結果、かなり濃いメンツしか残らなかったのですが、まず最初に驚かされたのが、作詞の仕事でした。

ライブで歌われたfable、そしてdaydreamは、それぞれ柚木萌花、知波が作詞しています。グループのコンセプトとして、こういったことにもチャレンジしてもらって、ダメだったら一緒に直していけばいいだろうという気持ちで打診しました。

発注から1週間。上がってきた歌詞は想像以上、というか、自分には絶対に書けない世界が広がっていました。

fableは最初にできた曲で、デビューライブでは一番最初に歌おう、と決めていました。萌花の詞はグループの旅立ちにふさわしい、そしてこれから何度も歌っていく上で、常に一つの立ち位置に戻れるような、素直であり、印象深い歌詞でした。特に1行目の歌詞は本当に多くのことを物語っている素晴らしいフレーズです。

一方、daydreamは知波が期待に応えつつ、心を揺さぶる歌詞を上げてきてくれました。最初から最後まで淡々と繰り返されるピアノのフレーズが印象的な曲ですが、そこに結構熱くて、切ない恋心が綴られています。「こんな純粋な気持ちが書けるなんてすごいね」と知波に話したら、「萌花ちゃんのことを思って書きました」との答え。なるほど。歌詞に深みが増しました。

本当に僕の引き出しにはない予想外のことをしてくるメンバーが頼もしいこの頃。次は秋谷にも書いてもらいます。

3人ともすごく落ち着いた雰囲気なんですが、なかなか熱いものを持っている人たちです。正直このレベルに匹敵する追加メンバーを探すのが難しいくらいです。

歌詞はシングルを出す時に発表しますので、それまではライブで聴いて、感じ取っていただければ幸いです。



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