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繁殖する?ニシアフリカトカゲモドキ #03

『急に始まった交尾・・・』
 
前述した通り、ニシアフのホワイトアウトのオスを購入したので、これで一応オスとメスが揃いました。オスを購入した後にローグレードのホワイトアウトのメス1匹とオレオのメスを1匹迎えたのでレオパ2匹にニシアフ4匹との生活がスタートしました。
 
ニシアフは4匹とも生後半年〜8ヶ月程度と購入時に聞いていたのでとりあえずは冬を無事に乗り越えさせることに尽力しました。
この期間、掃除をする時にオスのケージにメスを移動させることがあって、オスが少し尻尾を振って興奮することもありましたがすぐにおさまるし、メスもオスには感心を持っていないような素振りだったので「まだ成熟していないか、相性が悪いのかもね。」程度に思っていました。
 
年が明けて3月末頃、暖かい日も続いてきたので保温のためにケージスペースにかけていた透明シートを外して爬虫類専用の暖房器具"暖突"の電源も切りました。
実はこの時期の暖かな日にサーモスタットを30℃に設定にしているのにもかかわらずケージ内の温度計が34℃とか35℃をさしている時が何度かあって、まだ寒い日もあるけれども逆に温度が上がりすぎたことに不安を覚えてとりあえず暖突"の電源も切ることにしたのです。
本来ニシアフにとって30℃程度が適温だと聞いていて、暖突の電源を切ったことで夜は25℃まで下がってしまうこともあったのですが、うちではケージ下部に敷いている爬虫類用底面ヒーターのちょうど上あたりに半筒状のコルク樹皮を置いていたために、その中は30℃以上を保っていたので寒かったらそこに移動するだろうと予想していました。
実際、うちにいるレオパとニシアフのすべてが暖突の電源を切ってからほぼいつもコルク樹皮内で過ごすようになりました。
 
そんな環境で過ごさせて4月も中旬を過ぎた頃に普段は餌をあげる時以外は姿をほぼ見せないオスのニシアフがケージ内をウロチョロしたり床材を掘ったりといつもより落ち着きがない行動をしていました。
しかし、あまり気にせずにいつも通りに掃除をしようとメスのニシアフをオスのケージに入れた途端、オスが尻尾をこれでもかと震わせて頭をメスにコツコツぶつけたりメスのあちこちを甘噛みし始めました。
ここまで激しい求愛行動は初めてでしたが、いつもメスが外方を向く結末だったので今回もそれで終了するのかと思いきやメスが尻尾を高々と掲げました。
受け入れるんかいっ!!(笑
交尾するんかいっ!!(笑
もう、こうなったら見守るしかありません。

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頭上にコオロギが乗っていることなんておかまいなしで無事にコトが済んでオスは自分の股間をペロペロと。
これまで飼育者さんの画像や動画で見ていた行為が自分の目の前であっさりと繰り広げられました。
 
そういえば、ニシアフは交尾を失敗している場合もあるという情報をネットで見ていたので繁殖を確実にしようと思い、翌日、翌々日と同じペアに交尾をしてもらいました。
3回目の交尾後にメスの挿入されたであろう部分を見てみたら中からトロみのある液体が少し溢れ出していたので、「あっ、成功してるね。」と素人なりに確信にいたったのでこの段階で交尾をさせることを終了しました。
 
ふと思ったのですが、暖かな逃げ場所は確保していたとはいえ、暖突の電源を切って少し寒い環境で過ごさせたのがもしかしたらクーリングの代わりになったのかもな・・・と思いました。
普通にバクバクと餌を食べてたので正確にはわかりませんが。
さて、そんなこんなで交尾が成立したので次は産卵を待つことに。
2〜3週間程度で産卵するらしいので、本当に産卵をするのか少しドキドキしながら待つことにしました。
 
つづく、、、
 
繁殖する?ニシアフリカトカゲモドキ #04
 
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