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繁殖する?ニシアフリカトカゲモドキ #15

『生と死と』

結果的な話を先にすると弱そうだった子は初給餌をすることもなくに死んでしまいました。
2匹が誕生してからやはりアベラントの子は寝たり起きたり動いたりと元気だったのですが、弱そうな子は本当にずっと寝ていました。
「死んでんじゃないのか?」と近づいてみると呼吸をしているのがわかったので、一応安心はしていたのですが・・・。
 
誕生から3日目頃にアベラントの子はヨークサックが千切れたのか噛み離したのかケース内にヨークサックが転がっておりました。
弱そうな子はというと、同時期にヨークサックがそのまま消えていました。
あんな大きなものが消えるわけがないので、吸収された?か食べた?かのいずれかかと。
 
まあ、いずれにせよ2匹とも「成長」しているのだと思っていたのですが、それから2日も経たずに弱そうな子はひっくり返って息絶えておりました。
 
まあ、ショックはショックですが仕方ありません。
幼い頃から生き物をずっと飼い続けていますが、ダメな時はダメで本当に小動物はあっけなく逝ってしまいます。
冷たいようですが、やはり弱い個体というのはいるわけで淘汰されます。
今回4個の卵が生まれて、すべて有精卵で同じ環境で育てていたにもかかわらず2個の卵は早々に成長をやめました。
2匹がハッチしているのでけっして劣悪な環境だったとは思いません。
もしかしたら自分に要因があるのかもしれませんが、正直わかりません。
 
先に書いた通り、ダメな時はダメでこれまで嫌というほど経験してきました。
もしかしたらプロのブリーダーの方だったら弱い個体を生きながらえさせることができるのかもしれませんが、それが正解だとも間違いだとも思いません。
とりあえず、自分の中では「ダメな時はダメ」なのです。
 
さて、そんなことで結局現状で元気でいてくれているのはアベラントの子だけになってしまいました。

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この子は本当に元気でよくウロチョロしております。
 
そろそろ初給餌のタイミングかと思って3mm程度のSSサイズのコオロギを口元に差し出しましたが食べませんでした。
まだそのタイミングではないのかと思いつつ、数匹のコオロギをケースに放っておきましたが翌朝になっても数は減っておらず・・・。
もしかしたら餌と認識できないのかも・・・と思って、コオロギの頭をちぎって体液と臓器(かな?)を鼻先にピトっと引っ付けると嫌がりつつなんとか口にしてくれました。
そして、そのまま数匹のコオロギをケースにまた放っておいたら翌朝にはすべていなくなっておりました。
コオロギを与え始めてからまだ2日ほどしか経っていませんが、これまでに15匹くらいはケースに放っていたコオロギが消えているので食べてくれているのでしょう。
ちなみに目の前で食べているのをまだ確認できていません・・・。
 
そういえば、この子に最初人工飼料を与えたら口にするもすぐにぺッと吐き出したので、この子は人工飼料嫌いなのかも。
人工飼料を食べてくれるとありがたいんですが(笑

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さて、そんなわけでニシアフリカトカゲモドキの繁殖日記を綴ってまいりましたが、ここで一旦終了といたします。
この子の成長はツイッターやインスタでちょろちょろと取りあげたいと思います。
 
そして、今度はホワイトアウトとオレオの子を掛け合わせてみたいな・・・と考えておりますので、また機会があれば綴りますね。
 
長い間、お付き合いありがとうございました!!
 
終わり。
 
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