屋根垂木、破風の長さを計算する方法


今回は垂木と破風の長さを電卓で簡単に出す方法を紹介します。

必要な寸法

求めたい部材の水平方向の長さ
勾配

この2つが分かれば簡単に出せます

求めたい部材の水平方向の長さを仮にLとすると

L×√(1+勾配×勾配)

これで出せます。

2寸勾配なら
L×√1.04

3寸勾配なら
L×√1.09

4寸勾配なら
L×√1.16

5寸勾配なら
L×√1.25

6寸勾配なら
L×√1.36

この計算についてはどこにでもあるような内容です

では何故これで計算出来るのか

これには三平方の定理を勉強する必要があります。

上の図のCの長さを求めるには
三平方の定理を用います

C=√A^2+B^2

これを覚えておいてください

4寸勾配の場合斜辺の長さは√1.16となります。

2寸勾配なら
C=√1×1+0.2×0.2
C=√1.04

3寸勾配なら
C=√1×1+0.3×0.3
C=√1.09

これが上で書いた式の原理になります。

これが分からなくてもインターネットで調べれば出てきますので

参照 http://asiapocket.net/angle/yane_calc.htm


これらを使って計算すればいいのですが
やっている事は同じです。

以上が破風と垂木の寸法のだし方の原理の説明でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?