③東西対決!ご当地ソング対決 11〜15組(昭和歌謡) 森高千里 山口百恵 青江三奈 黒沢明とロス・プリモス 渚ゆう子
ご当地対決も第三弾。11〜15組の対決です。だんだん苦しくなって無理矢理が増えて来ました。西日本少ないんですわ。特に中国地方がほとんどありません。九州は長崎ばかり。とは言え頑張ります。
東西対決 第三弾!
11.足利市 VS 大阪市
『渡良瀬橋』 森高千里
『愛染橋』 山口百恵
作詞:森高千里 作曲:斉藤英夫(1993年)
このYouTube(PV)約669万回再生だって。森高千里は『雨』もいいなあ。単なるアイドルと思い興味なかったが、作詞もするしドラムも上手いらしい。カレン・カーペンターかドン・ヘンリーだな。
作詞:松本隆 作曲:堀内孝雄(1979年)
メロドラマ「愛染かつら」の舞台。どちらも女性の揺れる心を歌ってる、しみじみとした良い曲です。しかし山口百恵か、たまらん。
12.池袋 VS 長崎
『池袋の夜』 青江三奈
『長崎の夜はむらさき』 瀬川瑛子
作詞:吉川静夫 作曲:渡久地政信(1969年)
青江三奈の声がいい、日本のサラ・ボーンだな。
作詞:古木花江 作曲:新井利昌(1970年)
『長崎の女』『長崎は今日も雨だった』と同じく別れた人を捜してブラブラする曲。でもみんな探し回っても見つけることができない。警察に捜査を依頼した方がいいと思います。
13.伊勢佐木町 VS 宗右衛門町
『伊勢佐木町ブルース』 青江三奈
『宗右衛門町ブルース』 平和勝次とダークホース
作詞:川内康範 作曲:鈴木庸一(1968年)
♬シュビビドゥビドゥバ シュビドゥバー♬ 最高です。作詞は月光仮面の原作者。森進一の『おふくろさん』もこの人。
作詞:平和勝次 作曲:山路進一(1972年)
関西の漫才グループであり、ぴんからトリオ、殿さまキングスのパターン。♬さよならー さよならー またくるひまで♬
14.千葉・銚子 VS 大阪・法善寺
『大利根月夜』 田端義夫
『月の法善寺横町』 藤島桓夫
作詞:藤田まさと 作曲:長津義司 (1934年)
講談「天保水滸伝」(江戸時代の仁義なき戦い)の登場人物”平手造酒(ひらてみき)”が主人公の曲。平手造酒は江戸の千葉道場でも有名な前途洋々の武士だったが、今では落ちぶれ果てヤクザの用心棒をしている。そこに庶民は共感して歌にもなってます。
三波春夫『大利根無情』という曲もあり。「天保水滸伝」の基礎知識がないと歌詞をみても意味不明です。
作詞:十二村哲 作曲:飯田景応(1960年)
♬ほうちょういい〜ぽん さらしにまいて〜♬ 関東では武士で、大阪は料理人。
15.東京 VS 京都
『ラブユー東京』 黒沢明とロス・プリモス
『京都の恋』 渚ゆう子
作詞:上原尚 作曲:中川博之(1966年)
これは売れたなあ。♬明日からは あなたなしで 生きてゆくのね♬ ♬ラービュー ラービュー なみだーのとうおうきょうー♬ ”ラブユーではなくラービュー”と発音します。
男に捨てられた女が、明日からはあなたなしで生きてゆくと決心したが、未だに忘れがたいというストーリー。
作詞:林春生 作曲:ザ・ベンチャーズ(1970)
恋人と別れた女が、冬の京都に想い出を捨てに来たというストーリー。
この対決は、詞の内容的にはまあ、いいんじゃないか?
これバックの演奏はベンチャーズ? 1970年って大阪万博の頃、ビートルズよりベンチャーズの方が格が上と思ってた。
あと10組頑張るぞ! (続く)
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