見出し画像

久々にTwitterに独り言を8つほど連投した。
今のシステム経済中心の経済活動は、資本家を中心に「企業の利益最適化」ばかりを追求しやすくするために、「人間は、何らかの社会構造に支配されており、決して自由に物事を判断しているわけではない」という構造主義が軸となっている。

この「構造主義」は、企業活動における経営者でも、少年スポーツにおける指導者でも、意思決定者には「権限」ではなく、歪んだ「権力」を持たせてしまう傾向が強いことに、強い警鐘を唱えるものとしての独り言だった。

その8つのTweetを、無理につなぎ合わせて一つの文脈とするよりも、140字のまま、備忘録としてnoteにもしたためておくことにした。

「権力」と「権限」は違う

意思決定には二つの傾向がある。
組織でもたらす便益を、自分の「満足」を高める事に向けて判断を下す。
コレは「権力」。
顧客・仕入先・従業員など、自分も含めた利害関係者が「納得」できる便益を合理的にもたらすために責任を感じながら判断を下す。
コレが「権限」。
混同しないでもらいたい。

「型」にこだわると顧客にも見放される

事業目的が「人が主体的に幸せになること」であれば、社員も顧客も仕入先も「独自の幸せ」が生まれる。
しかし、実態として利益最適化・業務効率化の「型」にこだわり、社員と仕入先の「主体性と思考」を停止させて儲けようとすると…いずれ、顧客からも「道理に合わない」と、必ず見放されていく。

「権力者」と「権限者」の違い

指示した事を失敗なく遂行し、「自主的」に取り組む社員を評価する。
本人がやりたい事も挑ませて、失敗しても次の糧へつなげる「主体的」な社員を評価する。
「会社にしがみつく権力者」が前者。
「社会に必要とされる権限者」は後者。
そして、利益最適化ばかりを求める組織ほど、前者を重用する。

「オンリーワン」の素(もと)

「失敗を恐れるなとは仰いますが…失敗し続けたらどうなりますか?」と聴かれると「たくさんの糧ができて、オンリーワンには成れるよね」と笑顔で返す。
この返答に失笑で終わる周りの人も多い中、質問してきた本人ほど、腑に落ちている傾向が高い。
解かったフリをして、やり過ごしていないからだ。

「構造主義」支配の限界

人間は、恣意的に造られた一定の規則に従順である事が正しいと考えさせられて、何らかの社会構造に支配されている。
権力者しか幸せにならないこの「構造主義」は、美しくなくても従うのは楽だし、それが成功者への道と信じる人が多い。
だから、主体的で自由に生きる人は、どうしても少数派になる。

「業界の常識」はイノベーションを生まない

まずは行動してから、その行動した意味を自分で見出すことができる「主体的」な人は、上手くやろうとせず本気でやるから、未来を切り拓く。
実際ボクは「主体性」の塊のような事業者と「業界の常識は、世間の非常識」を、真逆にして小さなイノベーションを起きることばかりなので、毎日が遊び心満載♪

「合理的で美しい意思決定」は誰もが納得する

経営者には、実は本質的には権限すらないんだよね。
顧客が、どう未来の自分に期待したくなるのか?
そのために、社員はどうしたいのか?
それらの「主体性」に、社長が納得できるまで寄り添う事こそが、価値づくりの本質だからだ。
心を動かされて潔く決断することこそ、合理的で美しい意思決定。

「キレイゴト」で上等!

「キレイゴトだけでは儲からないでしょ?」と何度も揶揄されてきた。
でも、見せかけだけキレイにしても、良質な顧客や社員ほど空虚なものは見透かす。
ボクが寄り添う事業者は、未来のあたりまえづくりに主体的に挑むようになり、日々の業務に美意識も宿るため、優良顧客からの支持が必ず高くなる。

以上、2022年4月3日に、Twitterに連投した8個の呟き

Backstage,Inc.
事業文化デザイナー
河合 義徳

#キレイゴト上等
#勝ち組より価値組
#自分を活かして生きる者こそが生活者
#ロックな仕事観
#やり方よりあり方
#経済はありがとうの循環でできている
#ロックな生き方思考

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?