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綺麗事上等!ロックな仕事観

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あたりまえのことが難しくなる一方、あたりまえのことが価値になる時代。だからこそボクらは、嘘のない自分達で生きていくために「キレイゴト上等!」で価値づくりに勤しむ。
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2023年6月の記事一覧

真似るとパクるの違い

自分の振り返り用として長年アウトプットしている記事では「似て非なる言葉」がシリーズ化してきたようにも思うが、今日も一つ。 先日クライアント先での定例会議で、社長がプロジェクトチームのメンバーに諭していた言葉にこういうものがあった。 「同業他社が実施している良いなと思うものを真似ることをして構わない。むしろ参考になるものは積極的に真似ることで、自分達のクオリティも高めて行こう!」 チームで今挑んでいる事の経緯からすると、良いタイミングでのお声がけだったので、組織の文化形成

「足るを知る」の本当の意味をChatGPTと対話して確認

知足という言葉が出てくる経緯「知足」…つまり「足るを知る」という言葉だ。 最初に、この言葉がなぜボクの日々の仕事で出てくる言葉なのかを、簡単に説明しておくことにする。 「知識」は、誰が答えても同じ答えになる。 「知性」は、人によって答えが違うもので構わない。 「知識」に、人によって違う「主体性」や「感性」が掛け合わさるものが「知性」だと個人的に考えているからだ。 まず、それを踏まえた上で、日々の仕事の話を絡めてみよう。 価格競争に巻き込まれない事業体質・出逢いたい顧客に

問われる「仕事の真意」~何のために&誰のために~

この二つの問いに対し、どちらの答えも「自分の(家族を養う)生活費を稼ぐため」という主旨になるのは、どうやら企業勤めの人に多い。 どちらかの問いの答えに、自分の働きの価値を認めてくれる「お客様の未来のありよう」を示す言葉が出てこないんだ。 そうした大人が増えると、子供達が持つ大人の「働き」へのイメージが、「辛いことを我慢してお金を得ること」となってしまう現状は、とても自然なことなのかもしれない。 「わが子の笑顔をつくるため」に働いているはずなのに「毎日辛いことを我慢して働い