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日本で学術書の翻訳会社を経営をしているフランス人との対話で、とても盛り上がった話を綴っておくことにする。 「がんばる」という日本語は、フランス語でどういう表現で訳すとよいのかが、とても苦労しているという話だ。 人を励ますという意味合い以上に、彼が感じた「がんばる」という言葉に漂う「日本人独特の空気」には、大いに疑問を感じており、それはボクら日本人が忘れかけていた「ある事」に一石を投じてくれている気がするんだ。 ■頑張るって…ナニ?彼の仕事上、適切な訳し方が求められるため、