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FE名古屋シーズン中間レビュー(という名の雑感)・③

 週の真ん中水曜日、みなさん如何お過ごしでしょうか。
 普段だと水曜日にも試合があったりしてワクワクする時もあるのですが、「まだ3日も働かないと週末にならんのか」と嘆く人も多いのでは?…ええ、私のことです。(真面目に働け)

 水曜GAMEは過密日程に拍車をかけているので試合数を調整するとか怪我への対策(長時間出場からの怪我防止)としてロスターの枠を増やすとかはして欲しいんですよね。なかなか難しいのだとは承知していますが。

さてこの中間レビューという名の雑感も3本目になります。
ひとりで勝手に水曜GAME状態ですが張り切っていきます🏀

そんなこんなで3本目、ティップオフ!


#16 満尾竜次

大器の片鱗を見せ始めた若武者【まだまだここから】

 昨季終盤に立命館大から特別指定加入、今季より正式にプロ契約へ移行したルーキー。
 学生時代は関西学生選手権の得点王であり、全国的には無名であったものの秘めたるポテンシャルを買われてのプロ入りでした。
 昨季も特別指定選手ながら8試合に出場しプロ初得点もマークしており、「なかなかやるなあ」と感心したのを覚えてます。

 飛躍を期したであろうルーキーイヤー。シーズン序盤は思い切りの良い若者らしいプレーっぷりで躍動します。
 ハイライトは第2節vs.茨城GAME1。ベンチスタートではあったものの高確率でシュートを沈め12得点でキャリアハイ更新、初めて30分弱プレーしました。またその11日後の第4節vs.三遠水曜ナイターにおいても32分強出場し10得点と活躍をみせます。

 「このままいけば新人BEST5も狙えるのでは?」と期待していましたが、好調は長続きしません。
 第5節vs.千葉Jから2ヶ月近くPTが1桁分台orDNP&無得点という「プロの壁」ともいうべき試練が訪れます。相手のマークがキツくなったことで思い切りの良さが消えてしまったことが要因のひとつでしょうか。
 またポジションを争う佐土原が徐々に覚醒を果たしたこともPT減少に繋がりましたね。

 第15節vs.秋田で久しぶりに2桁分台のPTを得ますが、この節はルークとヘンリーが欠場しておりスクランブル的な起用。
 その後も第18節vs.三遠GAME2では思い切りの良さが少し戻りますが、それを継続できずまたも出番減少。なかなかキツいルーキーイヤーを送っていると言わざるを得ません。

ただ、シーズン序盤で見せた思い切りの良いパフォーマンスはなかなかのものでした。アレを体得出来ればプロとしても充分にやっていけるはず。
 学生時代にも挫折を経験し、そこから這い上がってプロに辿り着いた選手ですのでこの試練もきっと乗り越えていけることでしょう。(そのあたりのエピソードは立命館大のインタビューで語られています。)

 決して好調でない時期でも最低限のPTは勝ち取っていることからも首脳陣の期待の大きさもわかりますし、我々ファンも多くの人が彼のサクセスストーリーを楽しみにしています。
 笹山とのオロナミンCルーティンも板についてきました…アレを密かな楽しみにしてるファンの方も多いのでは😆

 彼のプロとしての道はまだ始まったばかり。
 雑草魂で這い上がれ、竜次!

満尾竜次

#18 相馬卓弥

違いを生み出せる男【ようやっとる】

 チームの過渡期で選手の入れ替わりの激しいFE名古屋にあって今季で所属3年目となる相馬。気づけばB2時代を知る最古参選手のひとりになりましたね。

 過去にはbjリーグの新人王やB2スリーポイント王などの華々しい実績のある選手ですが、FE名古屋加入後は決めるべき時に決めてくれる「必殺仕事人」と呼ぶべき渋い活躍をしてくれています。スリーポイントはもちろんですが、しぶとく決めるミドルレンジのシュートに痺れたりします⚡

 今季もご多分にもれず「ここで1本欲しい」という場面では必ずシュートを沈め、更に小柄な身体ながらもエンジンフル回転で元気に動き回って粘り強い守備で流れを呼び込んでくれています。
 開幕から第12節vs.仙台までスターターのSGに固定されており、首脳陣からの信頼が厚かったのは想像に難くありません。

 しかし好事魔多し。
 vs.仙台GAME2で負傷交代し、診断結果は左ハムストリングの肉離れで全治6週間。
 この離脱は相当悔しかったと思います。
 更に不運は続き、相馬離脱後のチームは16試合を4勝12敗と大きく負け越し。対戦相手は上位のチームが殆どでしたが、それにしても改めて振り返ると…()
 「FE Intensity」を最も体現していた彼の離脱は本当に痛かった。泰三さんも頭痛かっただろうなあ。

 なかなかロスターに名前があがらず、バイウィーク明けまで戻ってこないのか?…とヤキモキしていましたが、第23節vs.佐賀で戦列に復帰。
 GAME2では要所を締める13得点の活躍で古巣への「恩返し」を果たしました✌️
やはり彼がいるといないとでは安心感が段違いですね。

 スタッツ的には大きな変動はありませんが、 一本調子ではなく違いを生み出せる選手。
 スリーポイント、しぶとい守備、泥臭いことを厭わない姿勢。攻撃でも守備でもオフコートでも若手たちに良い見本を示して欲しいですね。

個人的にはバスケットライブのイベントで話したことを覚えてくれていてその後のサイン会で「あ!あの時の!」と相馬くんから言ってもらえたのが凄く嬉しかったです。嬉しすぎてその次の試合の日にTシャツ買いましたから💸(安易)

シーズン終盤は怪我なく過ごせますように(-人-)
そしてチームを勝利へと導くスリーポイントを!

相馬卓弥

#21 笹山貴哉

 新たなるチームの顔へ【及第点】

 FE名古屋の顔といえば?

 思い浮かぶ選手は十人十色でしょうが、チームでも屈指の知名度と人気を誇るササを挙げる人も多いのではないでしょうか‪🎋‬

 「天使のフローター」と呼ばれる綺麗な弧を描くフローターショットは芸術的ですらあり、彼の才能の高さを端的に表す代表的なプレーでもあります。
 長年チームの顔であり続けたキャプテンの宮崎恭行が昨季をもって引退(後にヴィアティン三重で現役復帰)、経験豊富で実力も抜群な彼が次のキャプテンに選ばれたのは自然な流れだったように思います。

 昨季は編成や戦力的な理由もあってか2番ポジションでプレーする姿も見られましたが、今季は本職の1番ポジション1本で勝負しています。
 笹山が欠場した試合では攻撃が上手く回らないシーンが散見され、司令塔ポジションの重要性を痛感します。たまにキラー過ぎるキラーパスを出すことがありますが、アレはご愛嬌ですね。(たぶん)

 プレー面ではそんなに文句をつけるところの無い選手ですが、気になるのはコンディション面。
 長期離脱こそ免れているものの、不在の試合があったりPTが制限されていると思われる試合があったり…そろそろベテランの域に入りつつありますのでその辺は心配です。本人も歯がゆいところでしょう。

 主要項目の平均スタッツはほぼ全て昨季を上回っており、やはりPGでプレーするのが合っているようです。ですがドルフィンズ時代のスタッツと比べると正直少し寂しい感じがするのも確か。
 笹山個人だけにフォーカスするならもっと数字を上げられると思いますが、主将として個人スタッツよりもチームの勝利を優先している感はありますね。

 ノリにノッていると第16節vs.琉球GAME1のような凄まじいパフォーマンスを見せてくれます。
 この試合は本当に凄かった…チームのvs.琉球初勝利に大きく貢献しました👏

 名実ともにチームの顔となった笹山貴哉。
 逆転でのチーム初CS進出に向けて、彼の活躍は必要不可欠。なにしろ彼は「CSを知る男」ですから。

残り21試合、頼むよ!キャプテン!

笹山貴哉

To Be Continued

 今回は駆け足で3選手のレビューでした。
 前回2本は新加入選手が多かったですが、今回は昨季から継続の3人。振り返ってると色々なことを思い出します…意外と覚えてるもんだ。

 今日は早く寝たかったのにチェックしながら書いてると直ぐに時間経ちますね。仕事の時は全然時間経たないのに←
まあ好きでやってることは楽しいからいいんですがね(  ¯꒳​¯ )ᐝ

それではまた次回のnoteでお会いしましょう…アディオス︎︎👍

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