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FE名古屋シーズンレビュー(2023-24) 笹山貴哉 #21

6月も下旬となり、蒸し暑いのに飽きてきたロックです←

梅雨のドヨーンとした暑さは夏のカラッとした暑さに比べて身体へのダメージが…()
近年は梅雨も夏並みに暑いので余計にそう感じますね😅

そんないやーな蒸し暑さにも負けず、シーズンレビューを進めて参ります。

今回はこの男、我らがキャプテン・笹山貴哉!

#21 笹山貴哉

躍進を引っ張った新主将【及第点】

「天使のフローター」と呼ばれる綺麗な弧を描くフローターショットを代名詞に持つササ。

高い得点能力や周りを活かすアシストに加え、経験に裏打ちされたキャプテンシーを持ち合わせ、今季は主将に任命されチームを引っ張ることとなりました。

昨季はコンボガード的な使われ方をすることもありましたが、その役割をこなせる川嶋が加入したことにより、今季は本来の1番ポジションに専念。
コンディションがあまり安定せずスターターは川嶋に譲ることが多かったものの、笹山が活躍する試合では攻撃が面白いように上手くいくことも多く、司令塔としての能力の高さを見せてくれました。(逆に川嶋は高い守備力と安定感があり、チームを落ち着かせる役割などをこなしてくれました。)

相変わらずキラー過ぎるキラーパスを出すこともありますが、最早アレはある種の特徴ですね😅
それでも以前では誰も反応できなかったキラーパスについてこられる選手が増えてきたことにチームとしての進化も感じます。

先程も触れましたが、今季はコンデション調整に苦労していたようです。
恐らく腰あたりの不調だと思われますが、不在の試合やPTが制限されていると思われる試合があったり…長期離脱を免れたのは良かったですが、来季に向けて不安の残る部分でもあります。

平均スタッツは昨季を上回るか横ばいのものが多く、PGに専念したのが良い方向に作用したようです。
PTS(5.2→6.0)、FG%(31.9→36.8)、3P%(30.1→33.0)、AST(1.7→2.0)、REB(0.7→1.6)などが上昇、やや不振だった昨季から挽回して復活を印象付けました。
逆に試合数(60→55)、FT%(76.9→61.9)など数字を落とした部分もあり、このあたりはコンデション不良の影響かな、と。

個人スタッツよりもチームの勝利を優先していると思われるので爆発的に数字が戻ったわけではありませんが、ノリにノッていると凄まじいパフォーマンスを見せてくれます。
特に第16節vs.琉球GAME1は鬼神の如き活躍でvs.琉球の初勝利に大きく貢献しました。

宮崎恭行や石川海斗といったチームの顔と言える存在が抜け、心機一転となったチームで主将となったササ。
「頼れる兄貴分」として名実ともに新たなチームの顔となってくれましたね。

リリースの発表の遅さには定評のあるFE名古屋ですが、主将である彼は早々に契約更新が発表されました。
今季は逆転でのチーム初CS進出こそ逃す結果となりましたが、来季こそはその場に辿り着きたい…その時必要になるのは彼の経験です。
彼は「CSを知る男」ですから。

終盤の躍進を背中で引っ張ってくれた彼が来季もいてくれるのは非常に心強いです。
今季果たせなかった「忘れ物」を手に入れる為に…来季も共に闘おう!頼むぞ、ササ!

笹山貴哉


それではまた次回noteで。アディオス👍

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