「記事から曲」3曲目は虹倉きりさんとのコラボです。
虹倉さんの作品や制作の背景については別の記事でまとめていますので合わせてぜひご覧ください。

https://note.com/rocjet1972/n/na1b103dee5f2

こちらでは音楽の解説に焦点を当てています。


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聴いていただければ少なからず伝わったのではと思いますが、今回はギターが主役の曲です。

① リフ（0:06 ~ ）
開放弦を絡めたEマイナーペンタの王道的パターン。
原作小説に出てくる主人公の焦燥感を表現するべく駆け下りる感じのフレーズを選びました。

② 変拍子（0:24 ~）
4分の4拍子のドラムに重ねてギターを4分の3で弾いてるツェッペリン的な展開です。

③ ソロ（0:45 ~）
ソロは事前に考えたフレーズがいくつかあったのですが、録るときに勢いがあったほうが好ましいと思ったので結局アドリブになりました。2テイクくらいで録ったと思います。

④ クロマチック（1:20 ~）
今作の大きなテーマである「気持ち悪さ」を表す重要なパート。
フレーズ自体は難しいわけではないですがトリッキーではあると思います。リズム感を養う基礎練に向いてるフレーズです。

①～④のギターパートを録って、それでも気持ち悪さが足りない部分は打ち込みでどんどん追加していった感じですね。設計図通りに作ったプラモデルというよりは、粘土で成形したものをスプレーで色付けして仕上げてみたいな、そんな雰囲気の曲作りでした。


虹倉さん、素敵なコラボの機会を頂きありがとうございました！