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【Studio J】インク画×音楽のコラボ



異分野コラボを推進するnoteサークル「Studio J」に、3月からおとやさんが入会してくださいました!

歓迎会をかねて音楽とインク画でのコラボを実施し、MVが完成しましたのでぜひご覧ください!




どんなコラボ?


今回はおとやさんの歓迎会なのでインク画を軸にしたコラボにしたいと思っていました。

インク画から想像する○○とか、あるいは△△から連想するインク画、とか。


○○や△△にはそれぞれの得意分野が入れば、ということで、サークルのメンバーに振ったところ、PJさんが立候補してくれました!


流れとしては、


PJさんが作曲

曲を聴いたイメージから、おとやさんがインク画を製作

PJさんの曲とおとやさんのインク画のイメージを踏まえて、ジユンペイが編曲

おとやさんのインク画とドッキングしMVとして完成

というものでした。





景色を変えてくれるインク画


編曲にあたり、PJさんのデモを何度も聴きました。

デモの段階で聴いた印象は、シンプルでスッキリしている、というものでした。「月夜の旅人」というタイトルにもあるように、夕闇のお洒落な空気感も伝わってきます。


その後おとやさんからインク画を頂きました。

※おとやさんに許可を得て掲載している画像ですので、こちらの2枚の画像のダウンロード、転載行為はご遠慮ください。

全体的に青の割合が多くて、これはお洒落な雰囲気と呼応しそうです。


また画面の上のほうにはオレンジや緑などカラフルな世界があって、そこから僕はアフリカの大地のような、にぎやかで力強いイメージを受けました。


仕事で編曲をする際には、どういうテイストに仕上げたいのか、お客さんからオーダーがあります。こちらはその要望に沿ってひとつずつ形にしていくということになりますが。。

デモと編曲の間にインク画が挟まっているのは初めての体験でした。そのインク画から受けたイメージは、自分がデモ音源を聴いた印象とはまた異なる要素も含んでいて。普段だったら言葉で細かくオーダーが入るけど、今度からインク画にしてほしいなって思いました。笑


それは冗談としても、音楽の持っている景色を別な角度から解説してくれるインク画という存在は今回すごく新鮮でしたし、刺激になりました。



完成


完成品がこちらです。



「月夜の旅人」

作詞・作曲   : PJ
編曲      : ジユンペイ
歌                  : PJ
ギター      :ジユンペイ
Programming, mix :ジユンペイ
インク画     :おとや




編曲で意識したこと


PJさんのデモに特徴的なリズムパターンが入っていたので、そのリズムを踏襲することを意識しました。イントロで流れているドラムパートは、PJさんのテイクをほぼそのまま使っています。

また、おとやさんのインク画からアフリカのようなイメージを抱いたことから、イントロにはコンガやギロなどのパーカッションを追加してエキゾチックな雰囲気に。オクターブでユニゾンしているアコギとワウギターもポイントです。


全体の構成としては、1番と2番で緩急をつけることを意識しました。その中で重要だったのが、「リフ」を作る工程。リフというのはリフレインの略で、曲の中で何度か繰り返し演奏される特徴的なフレーズのこと。今回の曲で言えば21秒あたりから流れるサックスのフレーズが該当します。

リフって身近に考えがちですが実はすごく奥が深くて、その重要性についてはまた別に記事を書きます。長くなっちゃうので。今回の曲になぞらえて言うと、重要だったポイントとしては

①リフを作ることで曲の構成を明確化すること
②単純なリピートに終始しないよう心がけること

が挙げられます。


フレーズ自体はギターで考えたものですが、おしゃれな雰囲気を出したかったのでアルトサックスに差し替えました。




コラボならではの要素


先にも述べましたが、今回はインク画から湧き出てくるイメージがたくさんありました。

もしもこれがコラボではなくて普通に編曲してくださいの依頼だったら、(もちろんオーダー次第ですが)もっとロックっぽいサウンドになったと思うし、イントロのパーカッションなんかは入らなかったと思います。


普段はない世界と関わり合うことによってあらたな作品作りにつながることがコラボの良さなのだと、改めて思いますね!



「Studio J」メンバー募集中


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自分の作品から二次創作を生み出すって、自分一人ではできないことなので、興味のある方はぜひ遊びに来てくださいね!


あなたの入会をお待ちしています!


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