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日記:2月2日 水曜日 晴

 相変わらず風の冷たい朝、ヘルパーさん来てくれる。調理下ごしらえに、大根やカボチャなど硬いものは、関節リュウマチで手首に力の入らない私はカットできないので、やってもらって大助かり、主婦である洋子も術後の通院で不在とあって、多めに調理してもらえた。
     
  小説が少し筆がとまっている。喜三郎が突然家を出てから、4年間の空白を竹原ではどのように埋めたかを描きたいが、本家から貰い受けて養女にしたものの、適当な配偶者を決められないおゆきの処遇はどうしたのか、焦っている喜兵衛と多紀の苦悩のゆくえ。おゆきのこころ。語り手のセツにとって、難しい問題である。霧に包まれた真実を見通して、語られた記憶のかけらを集め、偽りなく描き出せたらと願いつつ、この難行に取り組んでいくしかない。

  撮り溜めた写真を、随時日記に取り入れていきたいのに、こんな作業でも、習得するのに時間がかかります。どんどんやっている友人たちも多いから、そのうちなんとかしたいと思い、指導を受けてやり始めました。

 この写真は、私の部屋の入り口の壁に架かっている人形(私はマックス君とと名付けて出入りのたびにこの赤鼻を、ちょんとつっついて挨拶しています)でご披露します。どこで手に入れたのかもう覚えがなく、誰かの旅行のお土産かも・・・。ずっと前から引っ越しのたびに持ち歩いています。お人形はペットのように手がかからず、色々集めていますが、いい話し相手になります。

 


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