徒然草とともに 2章 ㉚続

大きな書き間違いをしてしまい、訂正します。親鸞聖人が歎異抄に書き記した言葉は「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人おや、しかるを世の人つねにいわく”悪人なお往生す、いかにいわんや善人をや”この条、いったんそのいわれあるに似たれども、本願他力の意趣に背けり」というもので、上人の本願他力の意趣とは、阿弥陀如来の本願力のみを指し、つまりすべての人間が持つ善悪の業を鏡のように見透かしたうえで、つまりそれらの業の深さすべて救って幸せにする、という阿弥陀如来の御意趣(約束)を説かれたものでした。


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