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日記再開:8月11日令和4年盛夏 ご報告をかねて

 窓外の森の中で、ミンミンゼミが鳴きしきっています。私が現在居候をしている娘一家の住むマンションは、3棟の大型マンションが池を囲んで樹々繁る内庭を囲んで建てられています。わたしたちの部屋は第3棟の七階の部屋で、部屋のベランダから、庭の樹々が今を盛りと葉を茂を茂らせているのが遠望できます。

 管理棟の前にある広々した池には、冬になると鴨たちも飛んできて悠々と泳ぎまわり、夜は檜や、椎、楠などの古木、桜やメタセコイヤなど10数本の大木が影を落とす片隅で眠ります。池を取り囲む小径の土手では、木槿や椿、カエデに木犀、柊や躑躅、など中型の樹々が思い思いに葉を茂らせ、季節ごとに花や実をつけて目を楽しませてくれます。

 昨年から折にふれ書いてきた日記ですが、四月から4カ月もブランクにしてしまいました。4月初め、思いもよらず、経路不明で無症状ながらコロナ検査で陽性と判明、超高齢で、リュウマチの基礎疾患もあり、近くの病院の感染病棟に受け入れられ入院しましたが、十日あまりの入院予定で、すぐ戻れると思い、お知らせもしなかったのです。
  
 ところが明日退院という夜半、転倒し、大腿骨骨折、手術となりました。術後は順調で、痛みもとれたものの、「当分リハビリが必要」との診断で、リハビリテーション病院送りとなり、とうとう4カ月の入院生活を送ることになっつてしまったのです。

 生まれて初めて体験したリハビリステーション病院は、他の病院と大きく違い、怪我ばかりでなく、多種多様な病いや障害を抱えたひとたちの不自由な状態を改善し、生命を維持することができる状態まで身体機能を高め、自力で日常生活を送ることができることを目標にした施設でした。但し入院期間は限られていて、最長3か月と定められていました。

 病棟では、高齢患者が圧倒的に多く、ほとんどが女性だったのに驚きました。退院するころには男女数は同じくらいでしたが、いずれにせよ、私にとって、貴重な体験でした。与えられた生命をしっかり維持し、種族を産み育て、DNAを懸命に引き継いでいくのは当たり前のようで、地球上の生き物たちすべてが一生懸命守っていることですが、人間はどうなのでしょうか?。  

 パソコンは使えませんから、スマホに、観察したり考察したことを、メモ書きしてきましたが、十分とは言えないかも知れません。見直してまとめていきれば思っています。

 

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