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文字のデザインができない

今の職場で働くようになって、絵を使う事が中心となり文字を扱う機会が少なくなった。
文字を使うにしても個性的なフォントが中心で、広告や冊子制作で使ってたような綺麗なゴシック、綺麗な明朝、綺麗なジャイアンは使わなくなった。・・・綺麗なジャイアン!?

とはいえ、使用率はゼロになったわけではない。多少なりともチラシやポスター、またはイベントのキービジュアルを作ることがあるので、文字は使う。今の職場では文字に気を遣っている人はほぼゼロに近い。いや、ゼロだ。書体の違いくらいのこだわりはあるが、おそらく絵が最優先事項だ。
デザインにはいろいろな解釈があるので文字が使われない事を否定するわけではないが、LPなどのデザインを見ていると、まぁちょっと可哀想になってくる。
多分文字をあまり扱ってこなかったんだろうなと思う。
なのでデザインをする場合、「文字でデザインする」という発想が出てこないっぽい。
表現の方法として1案武器がないようなもんだ。まぁ本人の好き嫌いがあるのでどうでもいいんだけども、そこに気づかないうちは負ける気はしない(狭い井戸の中での話

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できればこれくらい(一番下)くらいの調整はしてほしい。


文字の組み方や調整はよく見れば細かく違和感なく配置しないといけないがこれがなかなか難しい。
自分も決して上手くないので、スキル高めな方の調整方法をぜひ見てみたい。
個人的には明朝体の扱いが異常に難しい。最近は様々なフォントも出てきて、どれが何に最適か?なんてのも判断できない(笑)もうリュウミンだけで生きていきたい。

20代は新ゴという圧迫感満載の書体をゴリゴリ使ってた。チョメチョメのことではない
極端に細いやつから極端に太いファミリーがあったので、そういう意味では使いやすかった。
英表記はあいかわらずヘルベチカを愛用している。知らない人から見ればただの英書体だ。超凡庸性の高いサンセリフなのは言うまでもないが、ここ数年その使いやすさをさらに実感している。ノブ風に言うと「クセがすごくないんじゃ」って感じ(適当)

他で言うとDINという書体もよく使う。直線的なフォルムでピシッとキメれるので自分のような短い言葉をドンとおきたいデザイナー(ドン置デザイナー)にはありがたい存在だ。少し縦長なのも良い。

20年くらい前はフーツラという書体がブームになってそこに乗っかってたけど、数字がちょっとアレすぎて(特に2とか)だんだん使用回数も減っていった。最近ちょいちょい広告でフーツラ系を見かけるようになった。もしかしたら似ていて違う名前の書体かもしれない。ちなみに我がグラフィックデザイナーズユニット「desART」のロゴはフーツラをベースに作ってある。

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