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📺音楽生成AIのSuno AIが大型アップデート!変更点を解説

はじめに

音楽生成AIのSuno AIがアップデートされ、V3になりました。今回のアップデートで、Suno AIにはさまざまな新機能が追加されています。この記事ではSuno AIの概要やV3で変わったこと、そしてV3を使った楽曲制作のデモについて紹介します。

動画でも解説しています。

Suno AI概要

Suno AIは、テキストで指示をして歌詞付きの音楽を生成できるAIです。ChatGPTの音楽版というとイメージしやすいかもしれません。去年、ワンピースの尾田先生がSuno AIで楽曲制作したことが話題になりました。

Suno AIは、GoogleなどのアカウントでログインすることでMicrosoftのCopilotからも無料で利用できます。曲をたくさん作りたい方や商用利用をしたい方は課金が必要になります。

V3のアップデート内容

今回の大型アップデートで、以下のような変更点があります。

  • 生成スピードの向上

  • より良いオーディオ品質

  • より多くのスタイルとジャンル

  • 曲の長さが最大2分に

  • ボーカルなしのBGMが制作可能になった

特に、ボーカルなしのBGMが作成できるようになったことと、曲の長さが長くなったことは大きな変更点です。これにより、YouTubeやポッドキャスト、映像制作のBGMにSuno AIを使うという選択肢も出てきました。

Suno AIの取り組み

ちなみに、Suno AIでは特定のアーティストに似た楽曲を指示すると拒否されます。
例えば「Fake Justin bieber」「Fake Weekend」などですね。
こうしたプロンプトは弾かれます。

また、生成した曲には人間が認識できない周波数を組み込んで、生成AIが作った曲という透かしが入っています。

Suno AIで曲制作

Suno AIでは、Exploreページで他の人が制作した楽曲を聴くことができます。好みの曲があればプレイリストに追加したりリミックスすることもできます。自分で曲を作りたい場合はCreateから制作できます。

作成した曲はSNSにシェアしたりプレイリストに追加でき、生成AIという枠を超えて音楽プラットフォームのような様相があります。UIもシンプルが分かりやすい。

歌詞付きの楽曲制作

自分で歌詞を考えて楽曲を制作したい時は、Suno AIに歌詞をアップロードすることも可能です。
これにChatGPTを組み合わせると多言語で曲を作曲できます。
これはChatGPT + Suno AIを組み合わせて作ったK-popの楽曲です。

プロンプトのヒント

自分の頭の中にあるプロンプトをシンプルに投げてみるだけでも良い曲が作れます。プロンプトを考えるのが難しい場合は、ChatGPTのGPTsでSuno AIのプロンプトを考えてもらうのも一つの方法です。
「Suno」のキーワードで検索すると様々なGPTsが表示されます。歌詞を作ったり楽曲制作に必要なプロンプトのヒントになると思います。

その他にもExplorelページで他ユーザーが投稿している曲からプロンプトのヒントを得るのも良いと思います。

無料で作れる曲数について

Suno AIでは、毎日50クレジットが付与され10曲まで作成可能です。時間が経てばクレジットが回復するので、実質的に毎日無料で10曲まで作成できます。

実はすでにV4の開発に着手済み

V3が発表されたばかりですが、すでにV4を開発中という話しもあります。
V3でもかなりのクオリティだったのでV4の公開が楽しみ😇

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