パリ散策1~ルーブル美術館から
2015年のフランス・パリ訪問のことを忘れないうちにまとめていきます。もうすでにかなり忘れていますが。
ルーブル美術館
2020年5月、NHKの日曜美術館でルーブル美術館の特集を見ました。2019年にイタリアでレオナルド・ダ・ヴィンチをいろいろ見てきたのですが、晩年はフランスに招かれて、1519年(これが2019年の訪問のときにちょうど500年)にフランスで亡くなりました。そのため、彼の美術品はフランスに多数残されており、このルーブル美術館にも多数所蔵されています。
「ルーブル美術館には、人類のあらゆる美の記憶が刻まれている。それは16世紀、レオナルド・ダ・ヴィンチから始まった。イタリア・ルネサンスに憧れた国王フランソワ1世が天才ダ・ヴィンチを招き、美の殿堂の礎を築く。「モナリザ」「岩窟の聖母」など、ダ・ヴインチの傑作が次々とルーブルに収集され、フランスは芸術大国の道を歩み始める。」
ルーブル美術館の建物は、12世紀にフランス王フィリップ2世が建設したルーヴル城(ルーヴル宮殿)として使用されていたものです。この建物を改修して1793年にオープンして以来、世界最大級の美術館として知られています。収蔵品の数は380,000点以上あるそうです。
絵画や彫刻、工芸品など、何しろ多数あるので、1日ですべては見れないほどなので、実際に見ることができた収蔵品をいくつか紹介していきましょう。
レオナルド・ダ・ヴィンチといえば、モナリザということで、多くの方が集まっていました。これがあの名画かと思うとこみあげてくるものがありました。イタリアの名画は事前予約しても長蛇の列でしたので、こちらはそれほど並ばずに見ることができてよかったです。
大きな絵画が数多く展示されているので、美術館のスペースも広いです。
ヴェロネーゼによる「カナの婚宴」はルーブル美術館の中でも最大規模の絵画です。
こちらはダヴィドによる「ナポレオン1世の戴冠」です。
こちらからは彫刻です。
ミロのヴィーナスはヘレニズム美術における傑作といわれる作品です。作者はわかっていません。
サモトラケのニケはヘレニズム彫刻の傑作といわれる作品です。エーゲ海の島で発見され、こちらも作者は不明です。NIKEの名前やロゴの由来にもなりました。
こちらも精巧で迫力がありました。
この他にもいろいろありました。
あれだけ大きな彫刻が広々としたスペースに展示されているので、とにかく広かったです。
建物の外観も見ものでした。この日は改修工事も行われており、建設機械にも興味津々です。
正面にあるルーブルピラミッドは1988年に作られたそうです。
というわけで、パリ散策はルーブル美術館からはじめてみました。1月のパリはかなり寒かったです。
次はエッフェル塔に上ります。
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