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台北・青田街にある古民家の青田七六に出向く

2019年秋、台湾師範大学を訪問する際、近くに日本統治時代の古民家が残る青田街という通りがあることを知り、出向いてみました。緑あふれる、落ち着いた感じのする通りです。2011年、ここ青田街の古民家を改装して作られたカフェレストラン「青田七六」です。七六というのは、こちらの住所である「青田街七巷六号」に由来します。

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中に入ってみるとまさに昭和レトロな建物でしたが、全体的には洋和折衷式建築ということで、洋風の部分もありました。この建物は1931年に台北帝国大学の足立仁教授の設計によって建築され、足立教授が居住していました。1945年からは地質学者の馬廷英教授が居住していたそうです。2006年には台北市政府によって、国立台湾大学日本様式職員住居ー馬廷英旧宅という名称で指定文化財に指定されました。

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昼食会場として案内されたのはこちらの畳部屋でした。

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注文したのはこちらです。チキン定食的なものだったかと思います。

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台湾大学地質学部の初代学部長で馬教授の業績を記念して、入口の壁には地質標本もが展示されています。

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台湾には古き日本を思わせる建築物がたくさん残されていますが、こちらの住居も貴重だと思います。いつまでも保存されるとよいです。

途中でおいしいパイナップルケーキのお店がありましたが、写真撮影を忘れてしました。

青田七六について、より詳しくは下記をご覧ください。



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