国立台湾師範大学附属高級中学を訪問してきました
2016年、国立台湾師範大学附属高級中学にデジタルモノづくりができるファブ施設がオープンするとのことで台湾の友人にお声かけいただき訪問させていただきました。日本でいうと東京学芸大学附属高校という感じの学校です。ここで高級中学とは日本の普通科高校だと思ってください。
台湾の学校どこも大きいのですが、こちらも大学と見間違えるような大きなキャンパスでした。教職員数は300人、生徒数は3900人にもなるそうです。
校舎の間には緑もたくさんあります。
校舎内の風景です。
1937年4月1日に創立した台北州立第三中学校が前身です。日本統治時代には
日本人子弟がほとんどであり、台湾人学生の割合は約10%でした。初代校長は日本人の大欣鉄馬であり、校歌の作曲は山田耕作でした。台湾で手掛けた唯一の校歌だそうです。
1955年に師範学院が大学に昇格したことに伴い、いくつかの変遷を経て、1979年から現在の公明である国立台湾師範大学附属高級中学と改称されました。
歴代の校章や制服、カバンなどの展示がありました。
この日にオープンしたのはこちらのファブ施設です。
日本人は1人だけでしたが、たまたま参加できて幸運でした。学校長だけでなく、文部科学大臣に相当する教育部部長のご挨拶などもありました。
オープンのセレモニーです。
LED表示の回転体が動き始めました。
レーザー加工機です。
3Dプリンタです。
作品です。
教室もきれいに整備されました。
これまでは主に木材加工が行われていました。
立派な花も飾られていました。
式の後は立食パーティーも行われました。
台湾の友人に紹介されて皆さんと記念撮影を。この写真は翌日の教育部のHPに掲載されました。
この日の出来事はこちらの記事にもまとめています。