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台湾の山と言えば阿里山ということで出向いてみた

台湾には雄大な自然が多いということで、まずは山と言えば阿里山があることを知り、2017年3月に出向いてきました。同年1月、横浜にある原鉄道模型博物館にて「台湾の鉄道展」が開催されており、博物館の創設者、故・原信太郎氏が撮影した貴重な阿里山森林鉄道の映像を見ることができました。ぜひこの鉄道に乗ってみたいと思っていたのですが、調べてみると台風による土砂崩れの影響で一部区間しか運行しておりませんでした。そのため、台湾鉄道の嘉義駅からバスで約2時間かけて出向くことにしましたが、台湾初心者にはややハードルが高い旅になりました。

原鉄道模型博物館

台湾の鉄道展

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台湾鉄道の嘉義駅

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乗車したバスと乗車券

まず台北から嘉義までは台湾の新幹線である台湾高鐵で出向き、そこからバスで20分ほどかけて鈍行の台湾鉄道・嘉義駅まで出向き、そこでバスのチケット(座席指定)を購入しました。なお、台湾高鉄と台湾鉄道は駅名が同じでも隣接していることはなく、かなり離れていることが多いので、注意が必要です。日本でいうと横浜駅と新横浜駅、大阪駅と新大阪駅のようなイメージです。

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バスはくねくねと曲がりながら、少しずつ山を登っていきますが、途中で茶畑をよくみました。台湾茶のことはまた別記事で書きたいと思っていますが、阿里山は台湾でも有名なお茶の産地であり、標高1000メートルを超す高山で栽培されているため高山茶とも呼ばれます。

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2時間ほどバスに揺られて、ようやく到着した場所では雨が降っており、急いで雨合羽を買うことになりました。写真にもあるように気温は11℃でした。

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ここに阿里山森林鉄道の阿里山駅がありました。この付近は鉄道が走行しており、線路を眺めていると、ちょうど赤い鉄道が走行する様子を見ることができました。次回は乗車してみたいです。

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生憎の雨でしたが、付近を散策していると、ちょうど桜が咲いていました。

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受鎮宮という寺廟がありました。

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その昔、走っていたと思われる鉄道車両がありました。

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寒くなってきたので台湾茶を飲もうとお店に入りました。お茶だけだと思っていたら阿里山珈琲もあり、どちらも美味でした。

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そして、帰りのバスに乗車しようと思ったところ、何と指定席がダブルブッキング!バスの案内係の方には片言の英語も通じないので、どうすればよいのかわからず。結局、次のバスで帰れたのですが、焦りました。また、案内係の方々が檳榔を噛んでおり、赤い唾を吐いていたので不快でした。台北で見かけませんが、郊外だと檳榔の看板などよく見かけます。

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晴天のときにぜひ再訪したいと思います。

お土産は阿里山の木で作られたこちら。1200元。

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