![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21799977/rectangle_large_type_2_10ef9cfcfa52871e5a3757c5350a5634.jpg?width=800)
台湾のデビルマン・菱角の正体を探る旅に
初めて台湾に出向いたとき、台北の寧夏夜市でたまたま見つけた不思議な形の食べ物を見つけました。何だろうと思い、試しに買って食べてみると、意外と美味しい。栗のような感じでしたが、木の実だろうか?調べてみると菱角(リンジャオ)というらしい。そして、木の実ではなく、水の上で栽培される菱の実とのこと。日本でも佐賀県など一部で栽培されているそうですが、私自身は見たことがありませんでした
これが菱の実です。どうしてこんなにデビルマンのような形をしているのだろう?
ちなみにデビルマンとは、永井豪により1972年から1973年にかけて製作された日本の漫画作品のことです。私は幼い頃、リアルタイムでTVアニメを見た記憶があります。
菱角の産地は台湾中南部
いろいろ調べてみると菱角の産地は台湾中南部とのことがわかりました。そこで台南の知り合いに聞いてみたところ、何やらおもしろい場所があるとのこで案内していただけることになりました。2018年の9月、場所は台南市の官田です。
どうやらこの水草が菱でそこに実をつけたものが菱角とのことでした。水草の間では菱角を収穫している方がいました。1年生の水草はちょうど秋が収穫の時期とのことでタイムリーでした。
こちらが収穫してすぐの菱角です。やや赤茶色をしていますが、これを蒸かすことで、夜市で見たような黒になるようです。
ここは市場のような場所で収穫した菱角を各地に発送しているような場所でした。試食などもできたので、美味しくいただきました。やはり、栗のような芋のような味がります。
金色をした菱角のオブジェのところで記念撮影をしました。
もちろん、お土産にたっぷり買いました。ただし、日本には持ち帰ることができないようなので、滞在中にすべて食べました。
日本のガイドブックにはまず載っていない貴重な場所を案内していただきありがたかったです。また、夜市などで見つけたら食べてみたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?