マカオの学校訪問にて、その充実ぶりにビックリ!
2017年夏、香港・マカオを訪問しました。マカオ訪問の一番の目的はこちらの学校訪問です。少し前に日本人の知り合いが訪問して見せてくれた写真を見て、その充実ぶりに驚き、ぜひ出向いてみたいと思っていました。
澳門培正中學
この学校はマカオにあるバプテスト教会系の私立の小学校・中学・高等学校です。
盧廉若花園という風情のある庭園に隣接している学校でした。
訪問の後、こちらの本を読んでいたら、この学校と一緒に紹介されていたのです。
技術室を案内していただきました。マサチューセッツ工科大学のファブラボの支援も受けている学内ファブラボです。
毎年VEXのロボット競技会に参加しているとのことで、このときも次の競技会に向けて準備中のところ、デモを見せていただきました。
毎年世界中のロボット大会に参加されています。
水中ロボット(ROV)も製作されているとのことで、私もずっと取り組んできたので興味津々です。とてもよく作られています。
気になる実習設備は......、
3Dプリンタが並んでいます。
当時、最新型のローランドのMODELAです。
さらに大型のマシンもありました。
これは真空成型機です。
巨大なレーザー加工機がありました。
レーザー加工機にはこのようなパネルがありました。売上世界一のカジノの利益を教育にも注いているようです。
こちらはなんと、金属用レーザー加工機です。
金属用フライス盤もあり、驚きべき充実度です。
大型の木工用CNCルーターです。
他にもロボット教材が続々と登場します。
天井が自動倉庫のようになってきて、いろいろ降りてきました。
ねじも欠かさずにチェックしました。
技術関連の書籍もたくさんあります。
ご案内いただいた先生方と記念撮影をしました。
これだけ充実していたら、生徒たちはどんなスキルを身に着けて卒業しているのでしょう?
この訪問時、メインの先生はちょうど日本に出向いており、お会いできなかったのですが、その後やり取りをしている中で、こんな写真を送っていただきました。2013年に東京ビッグサイトで開催された国際ロボット展にて、同時開催された国際ロボットハイスクールです。このとき、こちらの学校と一緒に私が当時勤務していた高校が表彰されていたのです。
It's a small world!
学校訪問の後の食事のことなどはこちらにまとめてあります。
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