カメラ

カメラが趣味、と言うほどではないがファインダーの中に自分の世界を見たいと始めて1年と少し。20年以上生きてきて己をある程度は理解しているのでわかってはいたが、

まあ続いていない。

良い被写体がたまたま居る(産まれた)ので撮るには撮るが、悲しいかな居るのは遠方で毎日一緒に過ごせるわけではなく。パソコンに取り込んだ写真の中で一足飛びに成長していくちびをなんとも言えない気持ちで眺めているわけだ。ブルーライトが目に沁みる。

疫病時代はいつまで続くだろうかな。原因はひとつだがあらゆる意味で外出は制限しているし、なんとも味気ない毎日。友人から譲り受けた一眼レフカメラも部屋の隅で泣いている。バッテリーは多分とうに切れている、だろう。

春が来ればド田舎は撮りがいがあるぞと言い聞かせて、とりあえずはバッテリーの充電器を探すところから。今年は桜が撮れるといいな。

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