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君しかいない

AIの弾いた弦に泣かされた僕の涙を返してほしい

偽りで升目を埋めて歩き出す放課後僕が薄れ行く道

夢すぎて押しつぶされてしまうなら小さく刻み刻み叶える

現実に退屈したらもう一度みたいよドリフもしもシリーズ

「好きでした」遠い昔に過ぎ去った僕らの愛はもはやメルヘン

廃れても廃れ切らずにそこにあるフードコートが僕の所在地

新聞を読み耽るのがマスターか「いらっしゃい」ほら君しかいない

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