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【歌集】揚げ豆腐

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クジラうえ リクエストした 水族館 マダイが歌う スローバラード
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#エオマイア

【短歌】フリースタイル

羊来ぬ真夜中ならば連ねたいフリースタイル詩歌の叫び (折句「暇つぶし」短歌) 愛情をヘイ…

ロボモフ
3年前
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【短歌】かまぼこエビデンス

エビデンス鬼にしるして待っている 犬猿キジと赤いはちまき (折句「エオマイア」短歌) 勝ち…

ロボモフ
3年前
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カルタ語の逆襲

「新しいカルタはできた?」 「それがまだ……」 「仕事は他にもたくさんあるのよ」 「どうし…

ロボモフ
3年前
12

素通りバス

「もう行ってしまったよ」  老人は言った。 「どうして……。ずっといたのに」 「いたのかね…

ロボモフ
4年前
8

ジャパン・レッド

梅ちゃんの旅先今日はイタリアンひねくれ麺にとけ込めるやら 報じ合う目立ちたがりの子になっ…

ロボモフ
4年前
4

一手に泣いただけ

推し量るもしもの先に手は尽きて何も触れずに詩を吐いた竜 駅長が時を刻んだ始発まで口先だけ…

ロボモフ
4年前
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セカンド・フロア

 1階はレジとカウンターだけの僅かなイートイン・スペースがある。階段を上がると入り口からは想像できないほどの広がりが待っていた。迷うほど存在するテーブルの中から君は1つを選んで落ち着く。唐突な孤独感。天井が高く、周りには誰もいない。世界が変わった感じがする。突然地球の外に追い出されてしまったような不安を抱く。咎められるべき理由は数え上げればいくらでもあるように思う。不安に打ち勝つために君は折句の扉を開く。不安、孤独、自由。探していたのはこのような場所だったのかもしれない。

AIの王の退路に待ち伏せの一手を描くアトリエの棋士

#エオマイア #短歌 #アトリエの棋士 #棋士のアトリエ

ロボモフ
4年前
1

得るものと送るものとの交わりに一歩先着アザールの読み

#交差点 #エオマイア #短歌 #一歩

ロボモフ
4年前
1

笑顔なき鬼の子供を待っているいま垣根ない網を広げて

#エオマイア #短歌 #おいで #逃げ場

ロボモフ
4年前
1

永遠に怯えるように万一の一にくいつきあきらめる君

#エオマイア #詩歌 #折句 #ピックアップ

ロボモフ
4年前

エゾシカが俺も俺もと紛れ込み一票を食い合った選挙区

#エオマイア #短歌 #食欲 #ポジティブ

ロボモフ
4年前
1

指先時代

(株) カートに入れて 見つめれば 1秒ほどで 新社オープン #鏡石 重ねても 各種取引 認め…

ロボモフ
4年前
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AIのオーナーシェフがまな板の今を牛耳る洗い場に僕

#エオマイア #短歌