恐竜博物館

(この記事は、2011/02/14 に公開された記事です)

だけである。
福井県立恐竜博物館  勝山のこのあたり
2000年に開館、昨年10周年で一部リニューアル。リニューアル後、初めての見学となりました。今回も客人をご案内、うち1名は2回目の訪問とのこと。

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勝山に向かうと、遠くから見えてきます。山の中に恐竜の卵がある、って感じです。雪があったので、白の中に白の卵。
この見え方演出はすばらしい。

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到着、入口。


昨年来館時の入場券で割引となる。  なんですが、2010年からはその制度なくなったと。 うーん、リピータ向けにはよかったんだが。

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建築設計は黒川紀章さん。

入口を入ると、地下にもぐっていくようになってます。恐竜発掘現場に行く感じね。この演出もナイス。

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これが今回リニューアルで登場したティラノサウルスのロボット。動きがリアル。
4才くらいの子どもがマジでびびって泣いてました。

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竜脚類。
草食大型ね。

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後ろから見る。

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アタマ。

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ステゴサウルス系ね。私は子どものころ、これが一番好きだった、プラモデルもつくってたなぁ。

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このへん、獣脚類。
肉食系ね。

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これが目玉のひとつ。
勝山ダイナソー・バレーで発掘、新発見された「フクイリュウ」「フクイサウルス」の復元骨格。

福井県勝山地方と石川県白峰地方の県境あたりは、恐竜化石が多く発掘され、その量は日本の恐竜化石の85%程度にもなる。 1980年代に偶然発見された化石から発掘研究が進んで、90年代には多くの化石が発見された。つまり、私が子どものころは、福井=恐竜というのはなかったんですね。日本国内で恐竜の化石っていうのもあまり聞かなかった。
恐竜博物館特別館長の東洋一さんによるところが大きいんですな。 東洋一(wiki) 恐竜だけで博士号は日本初じゃなかったっけ?
現在、福井県ではダイナソーバレー構想を推進しています。 恐竜映画撮らなきゃね。

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化石骨格標本の数たるやおびただしく。

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回廊で上からも見られます。

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館内はフラッシュ、三脚を使わなければ撮影OK。
これもすばらしい。

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「複製」と書いてないものは本物化石らしい。

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大画面、左右が連動するビジョン。
これも迫力あるね。

他にも多くの化石骨格、目玉展示、ショップや体験があるのですが、それは来館してのお楽しみということで。

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これは恐竜絶滅原因のひとつと言われる、ユカタン半島に落ちたであろう巨大隕石の証拠物件。
隕石に含まれるイリジウムが含まれる地層を示している。この地層の上からは恐竜の化石が見つかっていないということが、恐竜絶滅巨大隕石説の根拠のひとつ。


恐竜博物館には各コーナーに説明員の方がいます。ほとんど女性です。この説明員の方にぜひいろいろ聞いてみてください。そりゃもう詳しく説明していただけます。これだけの人数で、しっかりした説明対応してくれる博物館ってのもなかなかありませんよ。駆け足で見て2時間、説明聞きながらタップリだと3時間くらいかかりますので、ご参考に

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化石クリーニング。恐竜博物館は研究所でもあります。発掘した石から化石をとりだしている現場です。

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正面からみた恐竜博物館。右上の丘の上に、恐竜博士が座っているベンチがあるんですが、雪のため昇るのは断念。それではまた今度。

今回も含め、これまで多くのエンジニアの方と訪れました。エンジニアはほとんどが恐竜や化石が大好きです。もうねぇ、いろんなところで反応します。それで「次は家族で来たい」と言って帰っていきます。エンジニアのお子さんに見てもらう機会が増えると嬉しい。 リピータ券、復活しないかな。エンジニア親子限定入場券とかなぁ。

追伸: 大恐竜展in東京タワー 3/12~ 東京タワーに福井県立恐竜博物館の一部が展示されるそう。 全部見たい時には福井までいらっしゃいませ。

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