喰ったモノしか出ない

(この記事は、2015/02/09 に公開された記事です)

もう10年近く前になりますが、チェンジビジョン社長の平鍋さんの 講演で「仕事人生のVSOP」というお話しがありました。平鍋さんはいつも”人”に着目して技術、開発を見ている方で、これも”人”の年代で重要だなと思われる内容を単語で表したものです。
20代 Vitarity
30代 Speciality
40代 Originality
50代 Personality
なるほどとうなずくところあって、時折、拝借して使っています。
20代ってベースになるなぁと、これを見ても思います。 弊社の30代以上の社員を見ていると、悩みながら、汗かきながら、そして 泣きながらでも前進してた20代をスゴしたヤツは強いなぁとも感じます。

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鹿児島・鶴丸城趾にある案内

お付き合いいただいている専門学校の校長先生は「人間は所詮、喰ったモノしか出ませんから」 とおっしゃいます。これもなるほどなぁ、と思い、拝借して使っています。20代の社員には特に「いろんなモノをたくさん喰っておけ」と言ってます。
しかし、いかんせん上の年代からするとまだまだ喰った量は少なく、 20代が出せるモノはそんなに多くはないものです。20代は「こんなにやっているのに結果が 出ない」と悩むことになります。悩みながら、汗をかき、時に涙することもあり、 それでも食べながら前進を続けると、少しずつ成果が見えて、先輩らとともに喜びあえる 瞬間がくるだろうと思います。

食べ続けること、前進し続けること、そうVitarityが必要です。

そして少しづつ成果を出せるようになったら、本田宗一郎(ホンダ創業者)さんの言う 「何を喰ってもいいが、自分のクソをしろ」にどんどんチャレンジを。上の年代は期待していますよ。

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雲上を進む

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