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望まれて生み出されたのに、      自由と存在がなぜ許されないのか?

鍋といえば何を思うだろうか?

地方によってさまざまな鍋が個々で思い描くだろう。
大阪だとてっちり?
いいね、てっちり。
フグ大好きな私だが生活環境と
懐事情でまともな店で食べたのは1回しかないし、
私の場合両親が九州だったので子供のころは
もっぱら水炊きという鳥鍋が鍋のイメージだが
クエ鍋も有名。だが、食べたことはない。
食べたことなくても
一度は耳にすることあるであろう高級お鍋の一つ。
ただこのクエ、根魚系の魚、
今風に言えばロックフィッシュ系というのは
大きくなるのに時間がかかる。
私が小学校のころなど30キロだの、50キロだのを釣り上げた
釣り自慢のおやじどもが満面の笑みでバンバン釣り新聞や
雑誌に登場していたが、
今や、そのレベルの魚となると一部の地域で
数年に出るか出ないかになってしまった。
もちろんそうなるとクエ鍋も高級となり、出回るものも小さい。
小さいのをとるので大きくならないというループ。
それを回避するため放流などを地域的に力を入れているが
成長が遅いのと近年の釣りブームによる”素人”の参入で
大きくなるのに時間がかかるという知識もなく、
ほかの魚より大きいため
大きな魚として幼魚をもって帰ってしまうという事態になっているし、
漁師も漁獲量が減っているため、
生活もありますからね、市場に出すのはしかたないですけど。
クエで30㎝台は幼魚ですよ。幼魚。
口がでかいのでリリースしやすいんだから
映像出してる釣り人はしっかりそういうことも
意識してやってほしいもんです。

そんなわけで
本当に幻のクエ鍋になってしまう!このままではいかん!
で、大きくなるのが遅いという欠点を近代科学で解消したのが
今時代のハイブリット魚、クエタマ

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