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韓国のLGエレクトロニクス社、病院等で使用する自律型ドア付サービスロボットの最新モデル「CLOi ServeBot」を発売

2024年6月24日、韓国のLGエレクトロニクス(LG)社は、ホスピタリティおよびヘルスケアの現場で安全な配送サービスを提供するために設計された、自律型ドア付サービスロボットの最新モデル「CLOi ServeBot (LDLIM31)」を発売した。

本ロボットは、それぞれ最大30kgのアイテムを収納できる4つの内部コンパートメントを備えており、複数の配達や集荷ができる。独立したサスペンションを備えた6つの車輪は優れた安定性を提供し、凹凸のある表面でも飲み物をこぼさずに運ぶことができ、エレベーターを使用して階間を移動することも可能となっている。ユーザーの利便性を高めるために、ドアは、操作中に自動的に開閉するように設定でき、内部コンパートメントに内蔵されたカメラセンサーがアイテムの取り出しを検知するため、配達が完了したことも認識できる。また、AI アルゴリズムにより、障害物を安全に回避し、目的地までの最適なルートを決定し、最大20台の同ロボットと通信して作業効率を最大化し、衝突の可能性を回避することができる。

本ロボットの導入により、単純で反復的な配送作業を実行できるため、多忙なスタッフの負担を軽減することが期待される。

出典:
2024年6月24日 LG Electronics Press Releases(英語)
https://www.lgcorp.com/media/release/27812
2024年6月26日 The Robot Report(英語)
https://www.therobotreport.com/lg-introduces-door-type-cloi-servebot-deliveries-healthcare-settings/