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韓国の中央大学の研究チーム、歩行が困難な人間を支援するように設計された新しいウェアラブルロボットを開発

2023年11月21日付Techxploreによると、韓国の中央大学の研究チームは、加齢、筋力低下、手術、または特定の病状により歩行が困難な人間を支援するように設計された新しいウェアラブルロボットを開発した。

研究チームが開発したウェアラブルロボットは、自然な股関節の外転モーメントを模倣することで、体の横方向の動きの補助により、前後方向の歩行効率が向上している。チームは、シミュレーションと実験の両方でロボットのパフォーマンスを評価したところ、ロボットが通常の補助なし歩行と比較して歩行の代謝コストを11.6%削減し、同時にバランスと安定性も改善したことを示した。

研究チームは今後、開発したロボットシステムをさらに改良し、最終的にはリハビリテーションと日常使用の両方をサポートするように商品化される予定で、高齢者、足や股関節の手術を受けた患者、その他歩行が困難な人々にとって役立つ可能性があるとしている。

出典:
2023年11月21日付 Techxplore(英語)
https://techxplore.com/news/2023-11-wearable-robot-people.html