ギタリストの為の分散和音 Broken Chord(Position)-9

今回のコードは
マイナーセブンス♭５コードです。
構成音は１、♭３、♭５、♭７になります。

メジャースケール上の
Ⅶマイナー７♭５が一般的ですが、
(このブログの譜面もそれで書いてます)
実際はメロディックマイナー上の
Ⅵマイナー７♭５として扱います。

ですので短３度上の
メロディックマイナースケールと
組み合わせる事になります。
(短３度上のマイナー６thコードとは
構成音が同じになります)

このコードは
ドミナント７thコードと
組み合わせる事で
多彩なサウンドが得られます。

ドミナント７thの３度から
このコードを始めると構成音が
３、５、♭７、９になり、
組み合わせたメロディックマイナーの
テンションは＃１１、１３です。
リディアン♭７スケールとなります。

同じくドミナント７thの７度から
このコードを始めると構成音が
♭７、♭９、３、＃５(♭１３)になり、
組み合わせたメロディックマイナーの
テンションは＃９、＃１１です。

かなり傾いたサウンドになりまして、
スーパーロクリアンスケールと
呼ばれています。人によっては
オルタードスケールとも言うみたいです。

あくまで呼び名に過ぎませんので、
「アレ」とか、「コレ」でもいいんです。

まずは前半部分６個のキーから
紹介します。

それでは本日の譜例
minor 7th-5 chord-1です。
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