思いと想いで幸せになる！#026 第三楽章～３ 四魂別、部下にはどう接する？ 本籍地の魂が和魂の部下

・第三楽章～３
四魂別、部下にはどう接する？
(親が子、先生が生徒にも応用可能)

・本籍地の魂が和魂の部下
このタイプの部下は、荒魂ベースの
部下とは正反対で、上司の話は
何でもそのまま、素直に頷いて
聴いてくれます。寡黙で殆ど
自分の意見を言わない印象…

この敢えて自己主張しないことが
和魂ベースの最大の特徴！
(特長だと長所の扱いになるので、
長所にも短所にもなり得る特徴と表記)

和魂ベースの自己主張しないとは、
決して自分＝アイデンティティーが
無いのとは違い、むしろしっかりとした
自身は確立されているのに、
敢えて主張しないのです。

敢えて自己主張しない根底には
なるべく波風立てず、皆が仲良く…
和魂の所以である大和魂・大和の心、
「和を以て貴しとなす」が在ります。

自分の意見を言って場が
乱れるくらいなら、何も言わないで
平和な方がいいというスタンス！

様々な人が色々な意見を述べ、
その中に相反するものがあったとしても、
全ての意見にうんうんと頷く…
この頷く行為は、決してその意見に
賛同している訳ではなく、
「そういう考え方もありますね」
と頷いているのです。

ですので上司の皆さんは
この特徴をしっかりと捉え、
理解してあげる必要があります。

特に荒魂ベースの上司は
こういったことには鈍感で、
このタイプの部下を
「何を考えているか解らない奴」
と決めつけてしまいがち…

いつも目立たないところで皆のため、
組織がスムーズに機能するようにと
腐心している部下の素晴らしさを、
是非とも理解・評価してあげて下さい。

そして褒める時には皆の前ではなく、
さりげなく個人的に「いつもありがとう、
君のお陰で皆がひとつの
チームとして存続できているよ…」
こんな感じで声掛けしてあげましょう。

和魂ベースの人は場を纏める、
収めるといったことに長けています。
ですので議長的な役割とか、
複数の部署を統括するような立場では、
遺憾なくその能力を発揮してくれるでしょう。