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関西~岡山~紀伊の旅【4】 大垣〜関ヶ原〜明石

大垣での乗換え時間が24分あるので、一度駅を出て弁当を買います。 エスカレーターで駅ビル(アスティ)の1階に降り、OSOZAi+バル美濃味匠で天丼弁当(550円)をGETし車内で食べるのがパターン。

店内の右手奥にお弁当が数種類並んでいます。

天丼弁当の写真を撮り忘れ、ネットでも見つかりませんでした。
何故か鶏のから揚げも入っていて、これがアクセントになって更に美味しかったです。

大垣駅に米原行きの普通電車が入線して来ました。
結構並んでいましたが、皆が座れる範囲内でした。

大垣まではJR東海、大垣~米原も一応JR東海、米原~明石はJR西日本の管轄のようですが、豊橋~大垣と米原~明石はどちらも新快速がビュンビュン走っているのに、大垣-米原 間は超ローカル線、短い編成の普通列車が行ったり来たりしているだけなんです。
そしてこの区間に「関ケ原」駅があります。 東西の天下分け目の区間、というわけですね。

須磨を過ぎ垂水に入ると、明石海峡大橋が見えてきます。

明石海峡、淡路島の対岸は明石市でなく神戸市垂水区なんです。
明石駅前の魚の棚(うぉんたな)の料亭マスターによると「神戸市が6大都市になるのに人口を水増しする為、明石だった垂水が神戸に盗られた」のだそうです。(歴史を調べるともう少し複雑だったようですが(笑))

須磨海岸の山側の崖が迫ってきます。 「義経の逆落とし」の一の谷。
山がどんどん海に迫って来て、狭い所を通り抜けると須磨区から垂水区に入ります。
・・・淡路島  通う千鳥の  鳴く声に  幾夜寝覚めぬ  須磨の関守(百人一首、源兼昌)
この場所に関所があったことに納得。
源氏物語の光源氏が、自主謹慎した須磨から、入道の色仕掛けにかかり通った「明石の君」は、現在の垂水区(当時は明石?)にいた、と考える私です。

明石駅に到着。

明石駅ホームから北側を望む

駅の真ん前に、泉房穂さんご自慢の広大な明石城(兵庫県立明石公園)があります。 天守閣が無いのは戦災等で焼けのでなく、初めから無かった(築城の途中で建設を中止した)のだそうです。

明石で山陽電鉄に乗換えて「あるもの」を食べに東二見に向かいます。
時刻は15時。

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