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かき餅の未来

子供のころかき餅はおやつとしてよく食べた。正月はもちろん一年中食べられた。炭火の上に網を乗せかき餅を焼いて食べた。薄甘いもち米の味が口の隅っこに残っている。

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島根の友人が手作りのかき餅を送ってくれた。自分の畑でもち米を作り家族で完成させた手作りの餅だ。ロベルトはおかきのような固い食べ物は噛めないのでかき餅をスープに入れて食べることにした。火を通すと餅はドロドロにやわらかくなり、歯が弱い老人でも簡単に噛まずにのみこめる。薄く切る前の棒状のかき餅をそのまま取り寄せ、腹のヘリ具合に合わせて、好きな分量に切り分け食べることにした。野菜スープでも、みそ汁でも鍋料理でも何でも合う。

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コロナや戦争を本気にとらえ、食料の備蓄を始めた友人もいる。幸いにも買いだめをするにはまだ気が早そうだが、冗談交じりに備蓄に最適な食糧は何かとを話を広げている。

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送ってもらったかき餅は保存食にはならない。一か月で食べることを推奨されている。ただ、脂質1.0、食塩0.8と健康にはよさそうなので、よく食べる。

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小麦の価格が高騰している。日本で自給率の高いコメが備蓄の最右翼になりそうだが、長期保存のきくかき餅も保存しておきたい。

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